2019年映画部門賞&ワースト3
こんにちは。
光光太郎です。
さて、先日は2019年の新作映画ベスト10を書いたわけですが
今回はベスト10外のイチオシ作品、そしてワースト作品を挙げていこうかと思います。
それでは早速!!!オチは無い!!
ベスト変身!賞 「シャザム!」
シャザム!
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年4月19日
このヒーローは何が特別なんだ?他のヒーローと何が違うんだ?今までのヒーローと同じような没個性なんじゃないか??
ってのがマイルドにネタにされまくるんだけど、そこへの解答こそが激アツ。
今年観た映画の中で一番いい「変身!」は「シャザム!」。掛け声と共に変身するのが日本ヒーローっぽくて親しみがあるし、跳んで変身!が何より堪らない。ジョーカー、アクアマン共に、今年のDC映画は当たり年ですよ!
ベストロボット賞 「バンブルビー」
そう言えばパワーチャージバンブルビーを買ったんですが、変形が難しくて何度も壊しそうになった…でも遊びがいのある素晴らしいオモチャだね。 pic.twitter.com/Qntzh67MIv
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年4月21日
ビートルから変形するナイスボーイ、バンブルビーが今年のベスト・ムービー・ロボット。何故ならば、変形ロボット玩具で遊んだ人ならば間違いなくやったであろう「変形を使ったバトル遊び」が満載だからだ。変形という玩具都合を戦術に組み込んだ数々のアクションは観やすいよう設計されているので、ベイ版の様に疲れることはない。実際のオモチャもいいぞ!
ベストエッチ賞 「海獣の子供」
最近映画を「エッチかエッチじゃないか」で観てしまう自分がいる。海獣の子供は直接的な描写が皆無であるにも関わらず、大変エッチでした。プロメアは単純にボーイズです。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年6月12日
海獣の子供、すげー露骨だけど詩的な生殖行為の直喩にはビビった。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年6月12日
映画を観る楽しみの一つがエッチさだ。しかし露骨なエッチならFANZAにでも行けばいい。エッチだけどエロではない、そのバランスに挑戦している作品が好きだ。
ではこの「海獣の子供」はエッチに挑戦しているのか?それは否だと思うが、生命力溢れるアニメーションに何故かエッチ味を感じてしまう。煽情的とでもいうのだろうか…命が命であることがエッチさに繋がっているのか…。
ベストざまぁ賞 「キャプテン・マーベル」
「キャプテンマーベル」観た。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年3月15日
この映画は「粋」によって支配されている。ロジックよりも何よりも「粋」かどうか。粋な会話、粋なアクション、粋なユニバースネタ……姉御キャロル・ダンヴァースの「粋」に惚れるしかない。楽しかった!
抑圧的なクソ野郎が追い詰められても尚勝手な理屈を押し付けてマウントを取ろうとする…瞬間に理屈を超えてぶっ飛ばす!あんなにも胸のすくシーンがあっただろうか。男だとか女だとか関係なく「ざまぁみろ!!!!!!!!!!!」と思える名シーンだろう。というかフォトンブラスト撃ちまくるキャプテン・マーベルが超カッコいい。
ベストエンタメ賞 「プロメア」
起承転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転結の凄みを観よ!アクション!ロボット!メカニック!声!アニメーション!!!キレのいいラスト!
ベスト怖い賞 「ザ・バニシング -消失-」
「バニシング 消失」
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年5月22日
観客と主人公の思惑が一致した後の地獄。
今年最も怖かった映画はこれ。新作ではないが映画館で鑑賞した。
ゴア描写は無い、すごんで脅すシーンも無い。あるのは静かな狂気と「興味関心」という最悪の罠。ホラー映画を観に来た観客に対する「ざまぁ!」でもある。
さて…
それでは…
ワースト3を書いていこうかと思う…。
ワースト3位 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」
フィルマークスで書いた感想が全て。
結局のところ、MCUや映画そのものの相対化というギミックの為だけに作られた映画であり、スパイダーマン=ピーター・パーカーの物語は殆ど進んでいないのだと思う。
私は、MCUには、本編よりもクリフハンガーの方が面白いような存在には、なって欲しくなかった…。
エンドゲーム後でもあり、大好きなホームカミングの続編でもありで期待度MAXで観たものの、劇中で示されたピーター・パーカーが乗り越えるべきものがほぼ解決されずになげっぱで終わるのが残念でならなかった。プロットもホームカミングと殆ど同じだし…。しかし何よりも、クリフハンガーが一番面白いと感じてしまったのが、何よりも残念だった…。トム・ホランドとデンゼイアとジェイク・ギレンホールは最高。
ワースト2位 「メリー・ポピンズ リターンズ」
いやほんと、劇中で語られた教育要素の全てを無にかえすよ、あれ。だんめだめでしょ。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年2月1日
楽曲はどれも良いと思うし、日本語で歌いあげられた曲も本当に良かった。レッドレーサーが歌ってるし…。正直途中までであれば名作と言っていたかもしれない。
しかし、ラストにおいて急転直下。メリーポピンズは教育者であり「メリー・ポピンズ」という作品は道徳的な作品でもあったと思うのだが、今作は結局「悪は絶対に救われない」とダメ押描写すらしている。この一点で、原点へのリスペクトに欠ける最悪なリメイクだと言わざるを得ない。
ワースト1位 「サムライマラソン」
無。
オリンピック記念かと思いきや全く一般向けでなく、グロ描写をしたかと思えばギャグで落とす。群像劇であるものの群が交わらないし、役者の演技もかみ合わず好き勝手。マラソンもグダグダでスピード感はない。佐藤健の凄みだけが救い。これと比べれば3位2位はアルティメット大傑作です。
ていうかだれか観たのかこれ?????????????