光光太郎の趣味部屋

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映画:スクール・オブ・ロック ~自己表現のロック~

こんにちは。光光太郎です。Twitter感想の引用だ!

スクール・オブ・ロック (字幕版)

スクール・オブ・ロック (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video

VHS以来久々に「スクール・オブ・ロック」観た。ドロドロに泣いちったよ。俺はロック知識は皆無だけど、自分の言葉を持って表現することがロックでありそれは教育上大変よろしいということがよく分かりました。ロックは万病に効く。好きなことを好きなようにする!!!

ジャックブラック演じるデューイは物凄く自己中だし人を騙すのを厭わない奴なんだが、ロックへの情熱と好きなことを好きなようにやる痛快さによってギリギリチャーミングになっているよね。こんなに何かを好きになれるのか!と見るだけで元気になれる。

彼の何よりも素晴らしい所は子供達を一切舐めないこと。お前らすげぇじゃん!これやってみ!ほら凄い上手い!いいじゃん最高!と声を大にして直接伝えている。楽器演奏出来ない子達にも適材適所の役職を与えるし「これが如何に重要なことか」をしっかり説明する。これは中々出来ない。

最初デューイは利己的行為としてロックを教えるんだけど、生徒のザックが親に叱られている、抑圧を受けている一部始終を見た後には彼へのセラピーとしてのロック授業を行うんだよね。ムカつくことはなんだ?言葉にしてみろ!歌い上げろ!表現してみようぜ!遂にザックは声に出す。
ここでボロ泣きよ。

そしてザックは後半で彼の言葉と音で彼なりの反抗を歌にまとめるんだよね…そしてそれを滅茶苦茶に褒めてクラス全員で高め合おうとするデューイにまた泣く。ザックのロックはクラスのロック、皆の気持ちと好きの代弁となってラストのバンドバトルに繋がる。ボロ泣きよ。

スクール・オブ・ロック、デューイは確かに働かないしろくでなしかもしれないが、ロックにかけては誰にも負けない知識を身に着けその使い方を鍛錬してきたんだよね。自分の好きなものをとことん勉強し教えられるほどに体系化し教育として出力する方法も知っている。これぞ教育の見本ともいえるような。