ONE PIECE:オリジンタビュー備忘録
趣味の始まりを伺うオリジンタビュー、今回は「ONE PIECE」で1本。お相手は「KO-JIRO」さん。細部のトークが滅茶苦茶面白いんだけども全部拾ってると3万字超えそうだから要点だけ。
オリジン
・お兄さんが持ってたコミックスから
・中学までに全部読み、高校からはジャンプ購読
・漫画は元々家族が持ってたのを色々読んでて、横山光輝の三国志、手塚治虫、AKIRAなど。
➡おばあちゃん家にあるAKIRA。
・細部まで徹底的に書き込みされている漫画が好き。
・魅せる為の引き算演出も好き。
➡漫画をどう読ませるか、読書体験のデザインに惹かれる?俺も好き。
人とメディアと作品との関係ってのは「誰かの為に作る」ことに関わっている仕事人らしい着眼点。
とことん追うと決めたきっかけ
・新世界編序盤で離脱しそうになったが「リアルタイムで謎を追えて盛り上がれる特権」に気づいた。
➡これは完結済み漫画では味わえない面白さであり「同時代の現在進行中の名作」ならば猶更。我々は「火の鳥」をリアルタイムでは追えなかったのだから…。内容とは別に、追うこと、考えること、共有することの面白さ。これはMCUで知ってたので納得。
・ワンピースは細部に考察要素を仕込むのが上手い。映画にも入れ込んでるし。フィルムレッドで少し明かされる、ルフィの本当の夢…。
・友達との共通の話題でもあった。
➡めっちゃ大事。でもリアルタイム時にエース死んだのをばらす奴は許すな。ホビホビの実の刑に処す。
ONE PIECE独自の魅力とは?
・友情努力勝利なジャンプの王道+とんでもない鬱かつ厭な話の組み合わせ。主人公達がロマンを感じる大海賊時代の暗部もしっかり描く。
➡青年誌級の徹底的な鬱展開を、ルフィ達が真正面からぶっ壊す。少年漫画カタルシスを最大限にする為の厭要素ってのはサンデーの藤田和日郎に通じる。でもちっときつすぎる。
・ウダウダ展開が続いた後の、それが好きだったのよ…と思い出させてくれるのが堪らない。
録音へのリンク
10月11日までは聴けるはず。前述した通りワンピース各シーンの話が滅茶苦茶面白いし他の漫画の話などもあるので3時間聴いてみて欲しい。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2022年9月11日