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Twitter感覚で趣味や心情、言いたいことをつらつらと。

映画:この世に私の居場所なんてない ~行って帰って落ち着いて~

今回の記事は前ブログ(今でも現ブログの3倍くらいアクセスがある悔しいぜ!)からのお引越し記事です。

唐突かつ今更な映画感想ですが、これかな~~り好きなんですよねぇ。ではでは。

 

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こんにちは。

光光太郎です。

 

最近やっとNetflixに加入しまして、映画やアニメや特撮を見まくっております。特にTRIGGERのアニメの一気見やつまみ見をしてますね。

 

今回はそんなNetflixのオリジナル映画作品

 

この世に私の居場所なんてない

 

の感想を書いていきたいと思います。コンパクトにまとまった傑作でした!

 

 

www.netflix.com

 

■あらすじ

「ブルー・リベンジ」「グリーンルーム」の俳優メイコン・ブレアが監督・脚本を手掛け、第33回サンダンス映画祭審査員グランプリを受賞したクライムサスペンス。孤独な女性がふとしたことから恐ろしい犯罪の世界に巻き込まれていく姿を、ブラックユーモアを散りばめながら描く。看護助手として働く平凡な女性ルースは、不運続きの冴えない人生にうんざりしていた。ある日、彼女がひとりで暮らす一軒家に空き巣が入り、ノートパソコンや祖母の形見である銀食器が盗まれてしまう。すぐに警察に通報したものの、刑事は戸締まりを怠ったルースの不注意を指摘するばかりで、まともに捜査してくれない。業を煮やしたルースは、近所に住むマーシャルアーツオタクの青年トニーに協力してもらい、自ら犯人探しに乗り出す。「乙女の祈り」のメラニー・リンスキーが主演を務め、彼女の相棒トニー役をイライジャ・ウッドが演じた。共演に「ドント・ブリーズ」のジェーン・レビ。(映画.comより引用)

 

■雑感

これぞ、いい映画を発見できた喜び!

休日に「そういえばマイリストに入れてたな…」と思い寝っ転がりながらTVで観ていたんですが、いつの間にか身を乗り出して声を挙げながら観るほどにのめり込んでいました。

興味を引っ張り続ける工夫に満ちていたので、配信作品=TV等で注意散漫な環境で観る映画というのを意識して作られている気がします。

また、SNSを用いずにSNS世代を批判しているような映画でした。

ざらついた画面も特に理由は分からないけど好き!

 

■話したいポイント3点

①ぐいぐい引き込む

②ホラー演出

③勝手に行って帰ってくる話

 

① ぐいぐい引き込む

無駄のない序盤、絶え間なく話が進んでいく中盤、急展開する終盤によってこちらの興味を常に引いてくれます。ここまで飽きずにだれずに観られた映画はいつぶりだろうか…。

 

全体的にテンポが異常に良いんですが、序盤はその中で細かい演出を積み重ね主人公ルースのキャラクターを表現してくれます。

排気ガス出しまくりの車に、商品を落としたり微妙に割り込む客に、ムカつく患者に…常に何かに対してイラついているんですが、自分で何かをするわけでもない。そして極めつけは「親指を舐める」ですね。しかもバーでファンタジー小説を読みながら…これ一発でルースの幼児性が分かります。知り合いの子供にお話を読み聞かせている途中に思い出しガチ泣きするのも相当キてますね…。

 

そして絶え間なく話が進む中盤。

ルース自身が空き巣事件を調査し始めてからは短い間隔で必ず新展開が、しかも唐突に起こっていくので本当に面白い!しかし、息つく暇もなくというわけではなく、ふらふらしてたら偶発的にあっさりと事態が起こっていく感じなんです。そこで観客はビックリするんですが、同時にルースやトニー、劇中のキャラクター達も驚くので、そのシンクロ感も心地よかったですね。まぁ、バイオレンスな事態もいきなり起きるんですがね。人体はもろいなぁ…。

 

人体のもろさ、偶然の残酷さに超ビックリした直後から急展開していく終盤。

これは本当に本当に突然始まるので、声を挙げて驚きました。ここでは若干テンポが遅くなるんですか、いきなり状況に連れ込まれて何がなんだか分からない感覚をルースと共有しているので、鑑賞思考は止まることがないんですよ。そこにまた突発的に、偶発的に、むしろ危害を加えた本人が一番引いているような惨劇が起こってからはもう更に事態が混濁し、もはやグロッキー状態に。そうなった後に、とてもシンプルで優しく落ち着いた結末になるんですよ…。テンポの緩急が本当に面白い映画です。

 

テンポの速さを重点的に話してきましたが、これは極力無駄な説明を省いているからなんですね。勝手に身の上を語らせるのではなく、会話の中からこちらが意図をくみ取っていきます。現実の人間は勝手にペラペラ説明したりはしないですよね。それがこの映画の面白さであり、子供が世界に触れていくというテーマにあった演出でもあります。

 

 

② ホラー演出

今作には、明らかに恐怖を煽るカメラワークがあります。スリラーではなく完全にホラーです。無音になり、何かが起こる予感を残してカメラを右に回し(ルースの動きと一緒)元の位置に戻すと何かがいる!というのが何度も何度も何度もあります。ワンカットで緊張を煽ってくるので怖いんですよ…。カメラを回したらバッ!という突発性もあり、ワンカットなのでじりじりとにじり寄ってくる感じでもあり、観客は脅威に気付いているのにルースが知らないでいることのハラハラ感もありで…ここでも興味を引っ張ってくれます。

 

また、このカメラワークもテーマと関連してるのでは?と思います。この世界には様々な事態が同時進行しているけども、私たちは知る由もなく、知った時に突然起こったと思い込んでしまうと。

 

 

③ 勝手に行って帰ってくる話

今作はまさに表題の通り。話自体がルースの空回りに終始していると言えます。

自責による空き巣被害に始まり、勝手に自主調査を行って、勝手な理屈で「自分が嫌だと思うこと」を回りに当たり散らして、あまつさえ死者も出し、また勝手に戻ってくると。見識が狭いからこそ世界を大きく見てしまっていた彼女が、話の中で世界や人間を知り、自分自身を知っていきます。最終的には、なんでも言えて支えてくれる友達がいる「私の居場所」の幸せを噛みしめる。自分の足で立ち、半径1メートルをしっかり見て生活できるようになるんですね。

 

最後に彼女は自身の感情の為でなく、自分を助け続けてくれたトニーの為に、初めて誰かの為に動きます。もともと彼女は看護系の職についていたわけですが、この事件を経て自分の職の意味も見いだせたのではないでしょうか。

ただ、ルースの愚直で独りよがりな正義感を完全否定しているわけでもないんですね。トニーとの出会いもこれがきっかけですし、最後の最後でも強調されています。

 

 

■最後に

世界を知り自分を知る、規模も上映時間も非常にコンパクトにまとまった傑作映画だと言えます。何よりも色んな時に思い返したくなる映画です。イライジャ・ウッドも良かった!あとゲロ!ゲロロロロロロロ!!もはやゲロショットガン!

 

これを観るためにNetflixに入ってもいいと思いますよ!

 

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映画:PSYCHO-PASS サイコパス  Sinners of the System Case.2「First Guardian」 ~スピンオフだよ全員集合~

来場者特典 設定集 ? 劇場版 サイコパス PSYCHO-PASS SS Sinners of the System Case.2 First Guardian 須郷徹平 征陸智己

 

こんにちは。

光光太郎です。

 

今回は大人気TVアニメシリーズの続編劇場版短編の2作目

 

PSYCHO-PASS Sinners of the System Case.2「First Guardian」

 

の感想を書いていきたいと思います。前作「罪と罰」はツイキャスだったけども今回は書き言葉でっせ。

 

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

雑感

 

話は割とどうでもいいけど、スピンオフの醍醐味を詰め込んだ台詞の数々には唸らざるを得ない。

 

ツイートにある通り、case1はサイコパスシリーズのキモを凝縮させた内容だった。シビュラシステムの功罪、監視官と執行官のバディ感、絶対者『だと思い込んでいる』相手に対して知恵と度胸で打ち勝つ舌戦、ロジカルな支配と個人の心…新規客層の取り込みは勿論のこと、ファンに対しても「サイコパスの面白さ」を思い出させる作りだ。

TVシリーズや劇場版との連なりもそんなにないので、case1から観ても娯楽性では全く問題ない。 何よりも、シリーズ中随一のスカッとした終わりを見せてくれる。今思い返しても見事な1作である。

 

対して2作目の(ツイートと同じこと言ってんな…)「First Guardian」は、初っ端から過去シリーズとの連続性を炸裂させてくる。そもそもcase1の続編ではないという時系列にしてる時点で、新規ファン向けではない。が、古参ファンにとっては涎ダラダラなスピンオフ展開がてんこ盛りになっているし、実際ファンの間では無茶苦茶に評価が高い。なんせ2/17時点のフィルマークスでの平均評価(レビュー総数349)は5点満点中4.1点だ。レビュー総数ではケタ違いの差があるとはいえ、あの「カメラを止めるな!」と同じ点数である。

 

とにもかくにもファンを唸らせる関係性や台詞のオンパレードだ。しかし、お話自体はスピンオフのオマケみたいなもんで、冒頭から結末が予測できるもの。case1から、更に言うと劇場版から引き続き厚生省と他省庁とのきな臭い争いの面白さはある。

 

つまり今回のcase2は、とことんファン向けの作品なのだ。

そしてその狙いは大成功だろう。

 

THEスピンオフ

今作は現代パートと過去パートに分かれている。

最初に時系列を整理すると…

 

case2過去→TV1期→TV2期→劇場版→case2現代→case1

 

になる。前情報入れずに観たので、これを理解するまでに結構な時間がかかった。1期直前の過去パートがメインになるので、やはり1期ファンに向けた内容だと言える。現代パートはメンタル知恵戦最強の女、常守朱の凄みをピンポイントで描写したり、劇場版から霜月との関係性が改善(そばかすを隠すメイクも改善)していることを示したり、case3への繋ぎをする位なもん。あとは須郷さんがおっぱい大きい人のスカウトを蹴る位かな。

 

そして主要登場人物は次の通り。基本的に彼らが1期以降の展開を思わせる何かを喋ったり関係性を深堀するのがメインコンテンツで、メインのミステリー話は本当にオマケだ!!

 

・須郷徹平

2期以降登場する執行官で、後に一係に配属される。過去パートでは国防軍沖縄県名護基地に所属している。極秘の「フットスタンプ作戦」へ参加したことをきっかけに、大友事件に巻き込まれていく。趣味は筋トレ。割と若くてギノさんの6歳下。

ゴリゴリの軍人なので対人格闘術はずば抜けており、一係男性陣3人が束になってやっと勝てた相手を1人で打ち負かしている。

 

・征陸智己

一係の執行官で、監視官=上司である宜野座伸元の父親。シビュラシステム導入以前から大活躍していた凄腕刑事だが色相の悪化を受けて潜在犯となり、それが原因で家族(ギノさん)とは険悪。1期終盤で殉職するが、そのデカ魂と捜査術は一係へ、ギノへ受け継がれている。この「受け継がれる魂」こそが、今作のキモである。

case2では二係の青柳璃彩と共に大友事件調査のため沖縄へ派遣される。

そして、スピンオフ展開のほぼすべてを背負っているのが彼でもある。別れた妻への訪問、ヒステリーギノとの問答、先述したデカ魂の継承…奇しくも、彼に声をあて、2月に亡くなった有本欽隆さんを追悼するような物語になっていたこともあり、涙を搾り取られたファンも数多いだろう。

 

・青柳璃彩

二係の監視官でギノや狡噛とは友人。年も同じ。クールビューティー。1期でも2期でも好きだったのに…好きだったのに!!!!!

大友事件調査のため、一係の征陸智己と共に沖縄へ向かう。征陸さんが別れた奥さんに会えるように(無理くり)気を利かすナイスレディで、超カッコいいハイキックを決めてくれる。これを観るためだけでもいいから行って欲しい。

最初はペタンコだが、水落して以降いきなり大きくなる。なおアニメ本編では最初から大きい。

 

・一係の男性陣

若かりし狡噛、ヒステリーギノ、いつも通りの縢…彼らが登場し新しい台詞の数々を喋るだけで鑑賞料金分の価値がある。

 

 

受け継がれる正義

基本スピンオフの旨みのみで進む今作だが、最後の最後で熱いものがある。

 

大友事件の悲劇を目撃した須郷に対して、征陸は刑事を続けている矜持を説く。

現代の刑事は、最早システムが派遣する処刑執行人に過ぎず、そこに個人の意思は介在しえないように見える。それでも、その過程で正義や信念を見出し守ることも出来る。だからこそ、俺は今でも、誇りを持って刑事を続けているんだと。

 

その後須郷は潜在犯になり、征陸と同じ執行官となる。彼もまた「システムが派遣する処刑執行人」として最悪な状況にぶつかってしまうが、受け継いだ正義を糧にして立ち上がっていく。

 

改善しえないクソッタレな状況でも、人間の尊厳をこそ主張し守り通すことは出来るんだ…サイコパスシリーズに通底する激熱なテーマは、今作では健在だ。征陸が語った正義は須郷だけでなく、狡噛や常守、宜野座、そして面識がないはずの霜月まで受け継がれ、シビュラシステムへのカウンターとなっている。

 

ボンクラ要素

前回の記事でも触れたが、基本スタイリッシュで理知的なサイコパスシリーズは何故か劇場版になると中学生が大興奮するようなボンクラ要素をぶち込んでくる。今回は「ドローン戦闘機」と「格闘バトルアクション」だ!!!!

 

須郷さんは元々ドローンパイロットなので、前半はその腕を存分に見せてくれる。FPS視点が中心なのであんまりドローンは映らないんだが、あの、現行ドローンからは絶対そうは発展しねぇだろとなる、滅茶苦茶に線が多いドローン戦闘機を嫌いになれるわけはないのだ。

 

んで格闘バトルアクション。劇場版はいつもラストの見せ場は格闘バトルアクションになるが、毎回毎回新鮮なアクションを見せてくれるのだ。

今回はメインの格闘者3人のバトルスタイルが異なる。須郷は軍仕込みの実践的な格闘で、立ち技からのサブミッションで確実に仕留めるアクション。STF!!!

征陸はストロングスタイルで、思い一撃や荒々しい投げ技を使う。似てるのは「ラストスタンド」のシュワちゃんの格闘かな。case1のギノさんは義手を有効活用するけど、征陸さんは全然使わなかったな。

青柳さんは2人と比べて尺は短いものの、ハイキック1発でばっちり印象に残る。

 

ラストスタンド (吹替版)

 

case3は戦車や狡噛のナイフバトルがあるみたいなので、またもやボンクラ要素が強まるようだ。メイン観客は女性だと思うんだけどな…(笑)。でも俺は好きだぜ。

 

 

さて、そろそろ〆だ。

とにもかくにもスピンオフに振り切った今作。case1でサイコパスを知って魅了された新規さんも、是非1期と劇場版だけでも観て、case2を観てみて欲しい。んで、最後は狡噛のcase3だ!!!

 

しかしcase1では実際に青森で再稼働が決まった原発を絡め、今回は沖縄の米軍基地キャンプシュワブ…3ではどんな時事ネタをぶち込んでくるんでしょうね。

 

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映画「メリー・ポピンズ リターンズ」について話したよ

メリーポピンズリターンズ USオリジナルポスター

こんにちは。光光太郎です。

 

今回はミュージカル映画のクラシック「メリー・ポピンズ」の54年ぶりの続編

 

メリー・ポピンズ リターンズ

 

について、ツイキャスでネタバレ感想を話してみました。

 

twitcasting.tv

 

いや~~本当にね。ラスト数分前までは良かったんですよ。マジで。

なのに、物語の進行上全く必要のない描写のせいで、それまで積み重ねてきた全てのドラマやメッセージが嘘っぱちになってしまった。最悪。演者も映像も素晴らしかったのに、ラストのあれのせいで…ほんとによ…。

 

30分も聴けるか!って方には、感想ツイートとキャス用メモをどうぞ。何ならサントラ買ってもらうだけでもいい!!!!!

メリー・ポピンズ リターンズ(オリジナル・サウンドトラック)(日本語盤)

 

 

 

メリーポピンズリターンズのラスト、正気を疑ったのは、コリン・ファースの風船が舞い上がらなかったこと。悪役には子供時代も夢見ることもないと?やり直せないと?見方を変えても救われないと言いたいのか?わざわざそんな追いうちかけるの最悪すぎ。


メリーポピンズは教育要素が重要なのに「悪役と決められたやつはどんなに苛めてもいいし背景もなにもないんだ」ってオチにするのは、あり得ないでしょ。しっかり元の映画版みたか?銀行員だって救われてるだろ??

 

 ■スタッフ・キャスト
監督はロブマーシャル。

ディズニー映画「イントゥザウッズ」の監督をしてた。おとぎ話クロスオーバーもので、シンデレラ、赤ずきんジャックと豆の木ラプンツェル等の物語とその後の「罪と罰」がクロスする。伏線とその回収を5分に1回行うような超絶テンポで進む映画であり、ひじょう~~~に疲れたのをよく覚えている。メリーポピンズリターンズは、そんなことはないが「罪と罰」をやりすぎてしまったかな…。

 

今作でメリー・ポピンズを演じるのはエミリー・ブラント。「イントゥザウッズ」にも出てたので、監督とはコンビ復活である。有名どころだと「ガールズ・オン・ザ・トレイン」とか「オール・ユー・ニード・イズ・キル」とかにも出てる。筋肉ムキムキのバトルレディであり、その素晴らしい体幹は最強の女、メリー・ポピンズを演じる上で役立ちまくっていることだろう。


日本語吹替は平原綾香さん。本職の歌手で、舞台でもメリーポピンズを演じている。

 

 

■1964年版「メリー・ポピンズ」のキモ

〇教育映画であること
子供には人生を楽しく生きる為の教育。勉学や社会ルールではない。
大人には育児教育。子供たちにどう接するべきか?子供と家を守る責任があるのはわかるけど、少し子供と遊んでみたら?
 
〇部外者と家族の関係性
問題を解決していくのはバンクス家の人々自身であり、メリーとバートはあくまでも部外者でしかない。最後、メリー・ポピンズはバンクス家の人々に気付かれることなく、空へ帰っていく。それに気づくのは同じく部外者であるバートだけ…。

さすらいのヒーローのようなこのもの寂しさが「メリー・ポピンズ」に深みを与えている。

 

〇最強の女、メリーポピンズ
1964年当時でも、今見ても、先進的な女性である。知的でありビジネスライクだが、毎日を楽しく生きるための、ほんのワンアイデアを教えてくれる。優しいというより、厳格さとユーモアを兼ね備えた、正に理想の大人。

 

 

■吹替え版が最高すぎる理由

〇メリー役の人が最高

平原あやかさんの拳の効いた音域の広い歌声に感激するばかり。
歌唱シーン以外でも凛としてメリハリの効いた声はメリーポピンズにぴったり。
正直この人のおかげで今作を楽しめたと思う。たったかた!

バートポジションであるジャックに声を当てるのは岸祐二(きしゆうじ)。レッドレーサー陣内恭介だ!!!!

 

「激走戦隊カ-レンジャ-」メリ-クリスマスフロム・カ-レンジャ-

 

歌が滅茶苦茶上手い!ゴーカイジャーで演劇やってるって言ってたのは本当だったのか!彼の超絶早口歌唱を是非聴いてくれ!!

 

〇早口言葉や言葉遊びの吹替えが完璧

「本は表紙じゃ分からない」「小さな火を灯せ」の、日本語への変換は圧巻。

英語の音的な言語的な面白さが前提にある歌であるはずなのに、それを日本語でも音的言語的に面白くなるように翻訳されている。聴き比べてみると分かるが、神業だ。

全く不自然じゃないしリズムもあってるし何より面白い!!面白いことが最高!!!

 

 

■絵の中パート

CGはバンバン使われているが、何より目を引くのは体技と歌声、生のパフォーマンスだ。これは1964年版でも変わらない。

それでも、映像処理を施したシーンは最高だった。
CG処理+2Dアニメーションの融合で頭がくらくらする「絵の中に入る」シークエンスは絶句。衣装に何というか…なんだろうあの処理は…ラクガキ王国と言うか、戦場のヴァルキュリアと言うか。黒い実線のある、まるで絵に描いたような衣装。元々そういうデザインでもあり、まるでパラパラアニメのようなCG処理もしてる。

また、ディズニーの2Dアニメをスクリーンで観れるだけで感動だ。ディズニーの犬、ディズニーの馬…泣。後半のチェイスシーンは懐かしさで泣く。

 

 

 

「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System  Case.1罪と罰」について話したよ

【チラシ付き 映画パンフレット】PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」

 

こんにちは、光光太郎です。

 

最近またツイートキャスティングを始め、ついさっきも

 

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System  Case.1罪と罰

 

のネタバレ感想を話したので、よければ聴いてつかぁさい。

 

twitcasting.tv

 

サイコパスは1期からハマり2期、劇場版と観てきたけど、実は今回の劇場版3作は「今更???」感が強くて…それでも非常に面白い、サイコパスらしい1作でしたよ。そして今回もいきなりボトムズとレイドになる・・・!

 

装甲騎兵ボトムズ DVD-BOXI

ザ・レイド (字幕版)

 

 

20分も聴けない!って方には鑑賞後のツイートと、話す用に準備したメモの抜粋をどうぞ。

 

 

 

■雑感

サイコパスというアニメ作品に期待するもの、理屈を重ねまくる舌戦、その中に挟まれる人間の尊厳の主張は勿論、何故か映画になると際立つボンクラ要素も満載。終わり方も爽やかで、サイコパスシリーズでも屈指のエンタメ性とヒロイックさをもった作品。

 

サイコパスシリーズ全体の魅力

見どころは、論理的な支配を行う社会システムと、その遂行者でありながら人間の尊厳を貫く朱達の知恵比べ、舌戦だ。
シビュラシステムによる統治で最大多数の最大幸福が実現している日本社会、つまり法律すら超越しうる安全システムの中で、あくまでも多くの人間が途方もない苦労を重ね積み重ねてきた法=平和への願いを守る為に戦う朱。頼りなさげな少女だった彼女が最強のディベートバトラー、凄腕デカとなっていく様がとにかくカッコいい。

今回は朱の後輩である霜月が、朱とは異なるものの、システムと個人との対比に葛藤しつつ成長する話。

 

■メインライター虚淵玄と、今回の脚本家、吉上亮

彼の作品なんにでも言えることだが、やはりブチ節全開。

とことんまで積み上げたロジカル台詞や観念的な対話、肉体的精神的に容赦のない展開の数々、人知の及ばない大きなシステムと相対する個人等といった特徴が、特に1期全編に渡って炸裂している。

吉上亮は映画脚本初挑戦であるものの、ずっとサイコパスのノベライズを書いてきた実力者。今更サイコパス・・・と冒頭で述べたが、小説はコンスタントに発行されていた模様。

 

■霜月の正義
今回霜月は、自分の写し鏡であるような存在、サンクチュアリの責任者…辻飼と対峙する。シビュラの下僕として、社会幸福の為に他者を利用しつくし自分は何もしない。切り捨てるべき人間は容赦なく捨てる。サンクチュアリでは潜在犯を洗脳して同調圧力を生み出し、逸脱した個人を排除する仕組みを作っていた。
霜月は監察官として、シビュラや執行官、潜在犯とそう向き合ってきた。
2期も、劇場版もそう。シビュラ=社会正義の傀儡として、法ではなくシステムを重視。

 

ただ、今回の霜月は違った。


この事件が彼女を変えたのか、劇場版後に成長したのかは分からないが、朱とは異なる、彼女自身が抱く正義=心に基づく自立した「刑事」「大人」の姿を見せる。実体のない同調圧力、システムのみに支配されるのではない。自身が信じる完璧なシビュラシステムを形作る為に、その執行者=正義の味方でいる為に、例えシビュラが相手だったとしても立ち向かう。
最後、にこやかに笑みを浮かべる彼女は、最早薄っぺらい嫌味キャラではない。
社会の仕組みを享受しつつ職務や心情の為に動く、深みのあるキャラクターとなったのだ。

ロジカルさを積み重ねてシビュラの不手際を詰める手腕はやはり、朱の影響を感じる。

 

 

■成長したおっさん、宜野座伸元

すっかり年長者ポジが板につき30ちょいとは思えない「おじさんオーラ」を放つ。朱に対してもそうだったが、今回の霜月との関係性は更にいい。霜月自体も信頼を寄せている様が伺えて、それだけでも2期から成長しているのが分かる。

狡噛さんの思い出は反則。

 

 

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「ミスター・ガラス」の感想をツイキャスで話したよ

ポスター/スチール写真 A4 パターン6 ミスター・ガラス 光沢プリント

 

Mナイトシャマラン監督作品にして「アンブレイカブル」「スプリット」の続編

 

ミスター・ガラス

 

の感想について、ネタバレ大有りで話してみました。

 

作品テーマである「スーパーヒーローは存在するか?」の帰着や、テーマを反映させた映像手法等について話してます。

 

良かったら聴いてみてくだせぇ。

 

twitcasting.tv 

 

因みに鑑賞後のツイートはこちら

 

 

 

 

良かったら聴いてみてくだせぇ。

 

映画:ロッキー ~Going the Distance~

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はい、というわけで今回は不朽の大傑作

 

ロッキー

 

の感想を書いていきたいと思います。今回はいつにも増して散漫な内容になるかも…。

 

 

ロッキーと共に

小学生の頃から父親にロッキーシリーズを見せられてきた。正直高校位までは、良さが分からなかったと思う。シルベスター・スタローンはロッキーと言うよりランボーのイメージが強かったし、何より展開が地味で真面目に観てなかっただろう。

 

が、大学に進み、事前知識を得てから観た「ロッキー」は、不思議なほど心にしみた。実家に戻って「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た時は、スタローンとロッキーとを重ねて号泣してしまった。隣に両親がいるにも関わらず…。

 

就職し、会社人になってからしばらく観なかったが、仕事で大ポカをやらかし体調まで崩した日にふと「ロッキー」を観たら、顔がぐしゃぐしゃになるほど泣いた。どんなにボロカスになって挫けそうになっても、勝てなくても、とにかく立ち続けようとするロッキーに、どれほど勇気を貰ったことか。

 

ロッキーが心にある限り、ギリギリの所で踏ん張れる、ような気がする。

 

ロッキー (字幕版)

 

 

ロッキーはスポーツ映画なのか?

シルベスター・スタローン演じるロッキー・バルボアは3流のうだつの上がらないボクサーで、トレーナーのミッキーにすら愛想を尽かされている。ペットショップで働くエイドリアンが好きだが、引っ込み思案な彼女と上手くコミュニケーションを取れていない。そんな彼の元にとある事情から、世界チャンピオンのアポロ・クリードとの試合が舞い込んでくる。自分のため、愛するエイドリアンのため、ロッキーはこのチャンスに全てを懸ける…。あらすじは大体こんな感じだ。

こう書くとまるでスポーツ映画の様だが、今作はスポーツを主題にしてはいないと考える。その理由を、以前書いたブログ記事から、少し長いが引用したい。

 

筋肉スポ根映画と誤解されがちですが、そもそも「ロッキー」は「ボクシング映画」というより「自分の思いを貫く」人間ドラマなんです。ボクシングシーンはほんの数分しかなく、上映時間のほとんどはロッキーやフィラデルフィアに住む人たちの会話劇。そのドラマと人物の思いは試合というクライマックスに向けて集約されていき、ボクシングという「ボロボロになりながらも自らの気持ちを頼りに、孤独に戦うスポーツ」によって物言わぬ演出がなされ、ドラマの最終到達点となります。

 

長い時間をかけて丁寧に描かれてきた会話劇が、物言わぬ拳と拳のぶつかり合い、静かで激しい意地と意地のぶつかり合いによって、これ以上ない程胸を打つ物語として昇華されるんです。ロッキーのボクシングはエンターテイメントではなく、ドラマを語る場です。その為、ロッキーシリーズにおいて勝敗はそれほど重要ではありません。重要なのは、ボクシングを通じて何を確立できたか、どんな意地を通せたか、です。

 

つまりロッキーシリーズとは「人間ドラマの集約点としてボクシングがある作品」なんです。しかしこれは、ボクシングというものを置き換えても成立するドラマです。ボクシングの代わりに、仕事や部活を置き換えることもできるでしょう。様々な負け犬たちが自分たちの存在を示す物語として、どんなに打ち負かされても自分の思いを貫き通す物語として、誰にでも当てはまる普遍的なドラマ…それがロッキーシリーズなんです。

bright-tarou11253350.amebaownd.com

 

長い上にまだるっこしいけど、言いたいことはまとまっている。

「人間ドラマの集約点としてボクシングがある作品」ということだ。

1発のパンチに、1つのダウンに、立ち上がる姿に2時間のドラマが詰まっている。最早泣くしかない。

 

チャンプ(1931)(字幕版)

ボクシングで泣く映画の古典と言えばこれ。あしたのジョー…!

 

 

しとやかに力強いラブストーリー

「ロッキー」はスポーツ映画と言うより、とびきり純粋で熱いラブストーリーだ。

前半の目的はエイドリアンに歩み寄ることだし、それが果たされた後の後半はアポロとの決戦にシフトしていくが、そこでも両者の愛が軸になっている。何より、愛を叫びながら終わる映画なのだ。間違いなくラブストーリーである。そしてこのラブのストーリーは、とことん地味で、力強い。

 

ロッキーとエイドリアンは、とても良く似ている。両者とも華やかではないし、年齢は30を超えている。暮らしぶりも豪勢ではない。しかし最も似ているのは、心だ。

 

ロッキーは積極性と口数はあるが、どこか無理してやっている様に思う。何とかして、エイドリアンと心を通わせたいだけ…。彼女を好きになった切っ掛けは語られないが、自分と似た孤独な彼女を、どこか自分に後悔しているような彼女と一緒にいたいと、慰めあいたいと思ったのかもしれない…。

エイドリアンはとことん内気で、前半は殆ど喋らないし目も合わせない。今まで男と付き合ったこともないらしい。最初ロッキーからのアプローチには戸惑い拒否するばかりだったが、感謝祭でのデートが彼女を変えた。リードするも、決して強制することなく、優しく接する彼に段々と心を開いていくが、それでも怯えてしまう…でも、怯えているのはロッキーも同じだと知った。瞬間、ロッキーと心が繋がったのを感じたろう。愛と勇気が生まれた瞬間だ。

 

2人は付き合い、心は通った。が、アポロとの戦いというチャンスをきっかけに、ロッキーは「自分がごろつきでないこと」を証明するために、自分自身へ立ち向かうことを決意する。何のために証明するか?そりゃ、エイドリアンのためだ。エイドリアンもまた、どんなにボロボロになっても立ち続ける彼に寄り添うため、リングへ駆けつける。

 

ラスト、ロッキーは人生の支えとなる女の名前をひたすらに悲痛に叫び続ける。エイドリアンは男の愛と嘆きに応える為、走り出す。最早2人の間に負い目はない。愛を叫び、抱き合い、愛の成就を目撃して、物語は終わるのだ。号泣。

 

★直筆サイン★タリア シャイア★Talia Shire ●パロアルトストーリー (2013) ●シャオ夫人のお葬式大作戦! (2008) ●ロッキーザファイナル (2006) ●ハッカビーズ (2004) ●計画殺人 (1999) ●サスピション (1998) ●プロフェッショナル (1993) ●コールドヘブン (1992) ●ゴッドファーザーPART III (1990) ●ロッキー5 (1990) ●ニューヨークストーリー (1989) ●死肉のはらわた (1988) ●BMXサイクルキッド (1986) ●マフィアの妻(おんな)たち (1986) ●ロッキー4 (1985) ●ロッキー3 (1982) ●エミリーの窓 (1980) ●プロフェシー (1979) ●ロッキー2 (1979) ●オールドボーイフレンズ (1978) ●ロッキー (1976) ●ゴッドファーザーPART II (1974) ●ゴッドファーザー (1972) ●ダンウィッチの怪 (1970) ● X線の眼を持つ男 (1963)

エイドリアンを演じるタリア・シャイア。シリーズを重ねるごとにメイクが濃くなり強気になっていく。

 

 

Gonna Fly Nowのトレーニングシーンが激熱な理由

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上映開始から1時間30分辺りで「Gonna Fly Now」がかかりトレーニングのモンタージュが始まる。小学生の頃から何度観てもテンションがぶち上るシーンだが、これは巧妙に組み立てられた「ぶち上り」である。理由は2つで、1つ目は初めてノリのいい音楽がかかること、2つ目は編集と動きのリズムが超加速することだ。

 

ロッキーシリーズは「Gonna Fly Now」を始めとした音楽があまりにも有名だが、実際映画を観てみるとダウナーな暗めの楽曲が多い。話が地味なら音楽もしっとりしてるのを1時間以上体感した後に、ブラスが効いた熱い楽曲をぶち込まれたら、そりゃ盛り上がるに決まっている。

 

前述した通り、序盤から中盤まで、ぶっちゃけ終盤まで会話劇が中心なので、カメラワークも編集もどっしりと構えた安定感あるものになっている。悪く言えば、もっさりだ。それでも、路地裏を歩いてる途中で唐突に始まる負け犬会話や遠くから捕らえたショットなどで関心を引き続けるのだから凄いのだが(今思うとジャンプカットが多くて動くがないものの展開は早いから飽きないのかも)、「Gonna Fly Now」トレーニングシーンでは編集テンポがMV的になり、ロッキーもトレーニングによって激しく体を動かしていく。画としても映像としてもリズミカルにダイナミックになるので、テンションが「ぶち上る」。

 

「Gonna Fly Now」トレーニングシーンは、映画的快感に満ちているからこそ、激熱なんだ。

 

 

going the distance ー立ち向かい続けるー

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アポロ戦前夜、ロッキーは「勝てない」と呟く。この時点でもう、無名選手がチャンピオンに勝つという物語ではなくなる。屈することなく立ち続けた、という結果を残すためだけの戦いにロッキーは挑んでいく。

 

現実世界において、このようなビッグチャンスは中々来ない。然らずんば、我々にとっては毎日がアポロ戦だ。何をチャンスにするか、そこに立ち向かうかどうかは自分次第。

いや、戦うという意識すら必要ないかもしれない。自分の中で絶対に退けない一線だけを守るために、どんなにボロボロになったとしても、立ち続けるだけでいい。

 

 

負けなければ、勝ちなのだ。

 

 

 

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ポエム語ってんじゃねぇよ!!って人はこの解説をどうぞ。

2018年自宅鑑賞映画ベスト10

新年、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

というわけで、昨年自宅で観た映画のランキングを発表していくぞぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

10位

新釈 四谷怪談(1949)

木下惠介生誕100年 「新釈 四谷怪談(前・後篇)」<2枚組> [DVD]

 

Huluで鑑賞。

今から丁度70年前の日本映画、それも時代劇だがとんでもなくフレッシュでパワフルでエグイ映画だ。有名なお岩さん怪談を「罪と罰」をテーマにアレンジし、女の復讐モノから怪奇&サイコ&ラヴストーリーへと昇華している。室町時代が舞台ではあるが、物語自体はそのまま新元号でも適用できるほど現代的なので分かりやすい。

音声は聞き取り辛いが、複雑に、どうしようもなく絡み合っていく情のもつれは絶品だ!

 

 

9位

百円の恋(2014)

百円の恋

 

Netflixで鑑賞。

昨年「万引き家族」で大活躍だった安藤サクラの主演映画だ。

最後、主人公である一子はボクシングの試合で負ける。徹頭徹尾勝てない。が、彼女は確実に変わった。目標ができ、日課が生まれ、教えられるものができ、応援されるようになった。勝てはしなかったが、糧は出来たのだ。悔し涙が流れるのなら、きっと立ち上がれる。

場面の反復で成長を見せる、動きで語る、ジャンプカットで変化が起きる、芝居をじっくり見せるワンショット等、正統派技法で積み上げられる映像も見物。

 

 

8位

幸福の黄色いハンカチ(1977)

幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010

 

 

Huluで鑑賞。

ナーメテーター案件でした。何故、不器用な男の愛の成就を願ってしまうのか?何故、クソ野郎な武田鉄矢と情緒不安定な桃井かおりに自分を重ねてしまうのか?

クライマックスで何が起こるかなんて分かりきっているのに、そこへの持って行き方が上手すぎて感情移入させられ、号泣してしまった。誰かを応援することこそが、自分へのセラピー。

 

 

7位

シコふんじゃった。(1992)

シコふんじゃった。

 

Huluで鑑賞。

無知からでも楽しみ方が分かる親切設計なスポーツ映画であり、成長と気づきを見せ場にした分かりやすい作劇…とにかく「分かりやすく」楽しい映画だ。モックンの上目遣いと裸が最高だぜ!竹中直人竹中直人しすぎているのが難点かな(笑)。

あと、ビール飲みたくなるね。

 

 

6位

夜は短し歩けよ乙女(1992)

夜は短し歩けよ乙女

 

Netflixスマホで鑑賞。

こんなに楽しい映画もそうそうないぜ。 アニメーションの気持ちよさと物語とが完全にリンクし、1秒たりとも飽きさせない。アホみたいな話なのでいつでも気軽に観れるのもいい。ロバート秋山、あんた最高だ。

 

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

5位

メリーポピンズ(1964)

メリーポピンズ (吹替版)

 

レンタルで鑑賞。後日に午前十時の映画祭でも鑑賞。

 どうやって撮ってんだ?????という疑問がとにかく続く特撮大巨編。子供は楽しい大人も号泣と最高の映画だが、一抹の寂しさをもって幕を閉じるのもいい。直接説教はせず、あくまでも本人の気付きの手助けしかしない、カッコいい大人でありヒーローの姿は「追い求めたくなる理想」だ。続編がやるらしいけど、大丈夫か!?

 

 

4位

晩春(1949)

晩春 デジタル修復版 [Blu-ray]

 

Huluで鑑賞。後日映画館でも鑑賞。ありがとう!仙台フォーラム!!! 

小津安二郎の映画って前半から中盤までが退屈な印象だったけどこれは初っ端から、絶対に本心を隠している娘(原節子)と、そんな彼女を嫁にやろうと試行錯誤する父(笠智衆)との腹の探り合いが続くので、まるでヒッチコック映画を観ているような緊張感が続く。そして、終盤での大攻勢。寡黙な父が饒舌に語りだす一瞬に込められた、そこまでの積み重ねの数々に涙が止まらなかった。(しかし良い感想をツイートしてるな…)

 

 

3位

ローマの休日(1953)

ローマの休日 (字幕版)

 

Huluで鑑賞。やっぱりね~Huluはアプリが使いやすいから!

会社の同期が今作好きらしく、熱く語っていたのをきっかけに観てみたら…いやぁオードリー・ヘップバーンのオーラ力(ちから)にやられてしまいましたな。役者の魅力、作劇のうまさ、引き際のビターさ…本当に素晴らしい。特に水上パーティーでのすったもんだが最高に楽しい!可愛い!

ショートヘアの凛々しさ初々しさは広瀬すずに匹敵するぜ!

 

 

2位

クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998)

映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦

 

Netflixで鑑賞。

クレヨンしんちゃんで超ハードな007&MIPをやる!!!!という気概に満ちたアクション大作。冒頭からハードな展開(しんのすけを心配するひろしとみさえに涙)が続くし、格闘アクションは現行ハリウッド顔負けだ。何より最高なのは、上記の様にしんのすけが語る「救いのヒーロー」ぶりぶりざえもんの物語だろう。

ぶりぶりざえもんは利己的な奴だ。人助けも自分の為になることしかしない。何も持ってないのに困ってんじゃねぇよ!とかとんでもないことをほざき、助けを無視して進むものの、立ち止まり、振り返って助けに向かう。これを、幼稚園生が憧れる理想のヒーロー物語として出されたらさ、泣くにきまってるじゃん?

 

 

 

1位

二十四の瞳(1954)

二十四の瞳 (デジタルリマスター2007)

 

Huluで、テレビ、スマホを使って断続的に鑑賞。

156分の長尺、起伏のない物語、ぼんやりとした結末と…。マイナス要素ばかりに思えるかもしれないが、観終わる頃には大号泣である。  田舎の小学校にすら及んでくる戦争の影響に、主役である大石先生は本当に、本当に何にもできない。自分の着る服すら制限されてしまうし、稼ぎに出される教え子を止めることもできない。ただひたすらに無力で、子供たちに声をかけることしかできない。が、それを何十年も続けられるのは、彼女だけなのだ。

 

 

では、改めて自宅鑑賞ベスト10をば。

 

二十四の瞳
②ブタのヒヅメ
ローマの休日
④晩春
⑤メリーポピンズ
夜は短し歩けよ乙女
シコふんじゃった
幸福の黄色いハンカチ
⑨百円の恋
⑩新釈 四谷怪談

 

うーん、邦画&Huluが大豊作な1年だったなぁ。

 

 

Tonight, I'm gonna have myself…