光光太郎の趣味部屋

Twitter感覚で趣味や心情、言いたいことをつらつらと。

映画:スーパー戦隊MOVIEパーティー ~完璧なクロスオーバー・ドラマ~

スーパー戦隊MOVIEパーティー!!!!!

 

こんにちは。

光光太郎です。

 

今回は最新+旧+未来のスーパー戦隊達+プリキュアが競演した映画の感想です。

 

 

リュウソウジャーと私

まず少し前置きを。

今作は現在放映中のスーパー戦隊「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(以下リュウソウ)と、一作前の「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(以下ルパパト)とがクロスオーバーし共に戦うお話だ。題名の通りルパパトは怪盗と警察にそれぞれ戦隊がいるので3つの戦隊がチームアップすることになる。更に初めての試みとして、次回作「魔進戦隊キラメイジャー」のエピソードゼロが同時上映され、最後にオマケとしてプリキュアと共演しダンスを踊る!!

 


劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO【スーパー戦隊MOVIEパーティー】 SPOT映像(30秒)

 

ところで私はリュウソウを殆ど観ていない…。確か夏あたりまでは追っていたが、あまりにも進まないメインストーリーと寒すぎるギャグの数々に参ってしまい、仕事が忙しくなったことも重なって段々遠ざかっていった。なのでリュウソウがTVにおいてどんな魅力がありどう映画に活かされているかを記すことは出来ない…が、2019年夏に公開されたリュウソウ映画は非常にカッコよく、楽しんだ記憶がある。

 


『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer/騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE』予告

 

お話はまぁアレなんだが、とにもかくにもカッコいいシーンがてんこ盛り。映画の大スクリーンでヒーローを観ること自体興奮するが、変身シーンから名乗り戦闘に至るまで全てが震えるほどカッコよかった。下記ツイートにもある通り、演者のスタイルの良さが映画の大スクリーンに映えまくりなのだ。鋭く光る銀色が強調されるスーツやプロップも抜群にカッコいい。

 なので私の中でリュウソウは「映画でカッコよくなる戦隊」というイメージが強い。

 

■ルパパトと私

続いてルパパト。こちらは1年通して鑑賞しスーパー戦隊の中でも屈指の名作だと断言出来る。敵組織をあくまでも盛り上げ要因と割り切り、2戦隊の関係性燃えを押しまくったことによる濃密な人間ドラマが見どころだ。大切なものを取り戻す為に邪道を進む怪盗と、平和を守る為に正道を貫く警察。それぞれに譲れない思いがあり何度もぶつかるものの、時には互いに影響し合って成長したりもする。

 

販促の都合上怪盗側のみがパワーアップを続けるが、精神面で危うさがある「子供」な彼らにはむしろ戦力増強が不可欠だったように思える。対して警察側はほぼ完成された精神と技術、何よりも職務への誇りを持つ「大人」なので、既存装備のみで安定した対処が可能であるとも考えられる。

 

邪道と正道、子供と大人、ヴィジランテと警察…幾重にも重なった対立構造が生み出すドラマだけでなく、斬新なカメラワークによる新しいアクションシーンの創出も見逃せない見どころだ。

 あと単体の映画も滅茶苦茶面白い。是非本編の15話「警察官の仕事」位まで観てから鑑賞してみてほしい。

 

 

■理想的なクロスオーバー!魂を継ぐ!

というわけで大分ルパパト派として鑑賞してきたわけだが…大満足…非常に大満足だった…。「ルパパトの魂を継ぐリュウソウジャー」の物語を60分弱でほぼ完全にやりきっていたと思う。ルパパトのメイン脚本家にしてエモさ神の香村純子さんが手掛けているからだろうか。

 

あらすじを引用すると…

ギャングラーの残党“ガニマ”により、ティラミーゴたち騎士竜が、金庫に閉じ込められてしまった!。騎士竜を助け出すために、ガニマと戦うリュウソウジャーたち。しかし、金庫に囚われた騎士竜の力を発動したガニマのパワーに圧倒されてしまう。ガニマを追うバンバとトワの前に現れる国際警察の圭一郎。戦いで傷ついたコウに快盗として協力する魁利。囚われた騎士竜たちに危機が迫る中、期せずして出会うことになった3大スーパー戦隊。この冬、騎士・快盗・警察が入り乱れる熱くクールなバトルを見逃すな!

https://www.toei.co.jp/movie/details/1215760_951.html

前作の残党と現行の敵組織が協力し強くなったのでこっちもチームアップだ!という、オーレンジャーVSカクレンジャーから連綿と続く王道のあらすじである。マンネリと言ってもいいが、要は強力な型の中でどう撮り直すか?どんな物語を語るかというのがこのシリーズの面白さなのだ。

 

超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー

VS第一作。このムキムキのイラストが堪らない!!!

ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー

本当の第一作はこれだろ!という声に応えて。

 

今作での語り方は前述した通り「ルパパトの魂を継ぐリュウソウジャー」だ。

リュウソウジャーは地球を守る使命を持った一族であり警察側に近い立ち位置であるが、そんな彼らの仲間がギャンブラーに囚われたことで「地球の平和か仲間の命か」という選択を迫られる。怪盗警察両方の立場を兼ねることになるので、ルパパトの基本プロットである「お宝を取り戻した上で倒す」をなぞることになる。つまり、彼らが巡った葛藤をリュウソウも経験することになるのだ。

 

地球を守るためには敵を倒さないといけないが、倒すと囚われた味方の騎士竜も死んでしまう…怪盗達からは「正しさの為に望みを捨てるのか?」という問いを受け、警察側からは「貫くべき本当の正しさは何のか?」の体現を見せられることで、リュウソウジャーは正しさを超えた自分なりの騎士道…助ける方法が見つかるまで何度でも立ち向かい守り続ける道を見つける。

ルパパトが築き上げてきた強固な葛藤ドラマを利用しリュウソウジャーならではのヒーロー論を展開したわけだ。できるわけないとかしょうがないじゃない!やりたいことも使命も全部やるんだよ!!!!という啖呵切りには、やはり、泣いてしまう。困難な障害も何もかも把握したうえで、それでもやるんだ、理想を目指すんだという心意気を銀幕で観ると、やはり、泣いてしまう。

 

 

■ルパパトの続編である

泣いた泣いたと書いたが、この「泣き」は如何にして導き出されたのか?勿論リュウソウジャーの決意もあるが、何よりもルパパト続編としてのドラマ要素の積み重ねによるものが大きい。今作は紛れもなく、ルパパトのその後なのだ。

まず怪盗側ルパン側の物悲しいその後にやられた。TV本編終了後なので各々大切な人を取り戻しているはずなのに、一切出てこない…透真は婚約者と距離を置き、初美花は友人が描いた漫画を買うのみ、魁利に至ってはお兄さんの話すらあまり出ない…3人全員寂しさと影を持った表情をしており、幸せ満開の生活でないことが伺える。ううう…。

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー公式完全読本 (ホビージャパンMOOK 937)

 

対して警察パト側は、揺るがぬ決意を持ち仕事に取り組む毎日を送っている様。市民を守る盾となること、つまり戦隊メンバーも守ることに一切の迷いがない圭一郎はいつも通り(だからこそ泣く)。警察において一番若手の咲也は「警察官の仕事」で見せた警察官としての誇りを更に高めていた。リュウソウジャーの中でもアウトローよりのトワとバンバも、警察二人の正義の魂に感銘を受けていたと思う。

そうなんだよ…パトレンジャーは現実世界において大人が実践できるであろう正義の味方像をとことん考え抜き、適切な距離感を保ち押し付けることなく描いているからこそ素晴らしいんだよ…!!そこに仕事魂も加わるから、より現実的なカッコよさが増すわけ。パトレンジャーを観て警察官を目指したり、誰かを守り救う仕事を目指す子供たちが必ずいるだろう。それだけ、パトレンジャーのヒーロー観は人の胸をうつのだ。変わらない姿を映す続編の素晴らしさよ…。

 

玩具成績は振るわなかったらしいが、デカいオモチャは最高なのだ。

 

他にも本編エピソードを連想させる小ネタの数々や一瞬ながら気の利いた台詞の数々など、とにかく細かいところまで続編であることを意識させる要素がてんこ盛り。なので今作はルパパトファン必見だ!!!

 

■キラメイジャーは…

さて、続いては同時上映のキラメイジャーエピソードゼロの話を書きたいところだが…正直何故付けたのか分からない程内容が薄い!世界観やキャラ紹介などやることは多いのにテンポがやたらと遅く見せ場も少ない。これに30分近くかけるならいつも通り60分位にして特別料金上映にすればよかったのに…いや、そうしないための同時上映なのか?

しかし、キラメイジャーにおけるレギュラー芸人枠、古坂大魔王のコメディアンっぷりを堪能できたのは良かった。常にVRゴーグルを付けさせられているのはどうかと思うが、恐らくアドリブであろう台詞の数々が滑っていない。透明人間かな?には思わず吹き出してしまったし、唯一の大人として頼りがいある雰囲気も出ていたと思う。単純にガタイが無茶苦茶いいってのもあるだろうが…(笑)。とにもかくにも本編を観てからだな!!でも今の時代に女性だけホットパンツの制服ってのはどうなんだろうな…。

(杉田王の顛末やピンクの天然女王様キャラ等、結構Mっ気を感じるのが心配だぜ…)

www.tv-asahi.co.jp

 

 

■高度なリテラシーが要求されるプリキュアコラボ

今回誰もが驚愕した、戦隊×プリキュアのコラボ。ポスターに掲載されたのを見た時は正気を疑ったが、実際観てみると更に狂気の沙汰というか…観客に結構なリテラシーが要求されるカオスな内容だった。

 

エピソードゼロ終了後、キラメイレッドがいつもの屋上にて「先輩を紹介するぜ!」と言うと、突如キュアスターが登場!プリキュアが何のかという説明を全くせず、何故キュアスターを先輩と呼ぶのかも説明せず、いきなり思い出作りと称してスタートゥインクルプリキュアの後期ED「教えて...!トゥインクル☆」の映像が流れ始める!!しかもその中にキラメイジャーが現れる!!!

 

www.youtube.com

 

スーパー戦隊の映画を見に来たはずなのにいきなりプリキュアのアニメが始まるという流れに脳味噌が追い付かない。キュアスターは紹介されたもののその他4人は名前も呼ばれないので初見の人は謎に思うだろうが、そんなことはお構いなしで進む。

しかしTwitterを見ると劇場の子供達は結構盛り上がってるらしい…ヒーロー好きの女児、プリキュア好きな男子が各々の好みをオープンにしやすい流れが来ているのなら素晴らしいことだが、とにかく展開と映像が新次元過ぎて本当に追い付けない。説明してくれ…!!!

 

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トリミングの関係か知らないが、字幕が画面下ギリギリの位置になってるのも気になって脳味噌がパンク寸前

 

映像が終わると「もっといいこと閃いたぜ!!!」と言い放ち、リュウソウレッド達が登場!そしてリュウソウEDのケボーンダンスを一緒に踊ることに!!キラやば~~☆

ルパパト、リュウソウ、キラメイジャーが一堂に会する壮観な画面のど真ん中に、スーパー戦隊映画のEDのはずなのに、センター手前にいるのは何とプリキュア達!!!しかも先ほどのキュアスター+4人に加えて、新しく2人追加されているではないか!!一切の説明も無しに!!!!!!

 

つまりこのEDを楽しむには

プリキュアを知っている

スーパー戦隊プリキュアは同じニチアサ群であると分かる

・スタートゥインクルプリキュアの面々を知っている

HUGっと!プリキュア、ヒーリングっど♥プリキュアを知っている

・この映画でダンスコラボしていることを知っている

等々様々な事前知識が必要不可欠なわけだが、キッズ達にとってこれらは常識であるという判断なのだろうか…。いやそれにしても本当に脈絡なくぶち込まれたコラボだった…是非来年もやって欲しいし、何なら夏映画で戦隊×ライダー×プリキュアでそろい踏みして欲しいし、秋のプリキュアオールスターズにスーパー戦隊が登場してもいいよ!

 

 

■〆

やたら長くなったのでここらで〆。

リュパパトだけ散々褒めたが、ルパンソウルの塗装が酷かったりドラマと戦闘シーンの緊張感が全く合ってなかったりやっぱりご都合主義だなと思う展開があったりと、微妙なところもある。しかしそれらが気にならない程(慣れてるとも言うが)面白かった。

エピソードゼロ形式は課題もあるが、プリキュアコラボ含めニチアサという枠内でまだんだ新しいことが出来ることを示してくれた、歴史的な一作であることは間違いないだろう。是非、観て欲しい!

映画:スリー・ビルボード ~人は成長できる~

こんにちは。光光太郎です。

 

今回感想を書いていくのは、いきなり大雪が降ってビビりながらもTSUTAYAに行って借りてきた、2017年公開の名作

 

スリー・ビルボード

 

ネタバレ無しで観た方がいいです。

スリー・ビルボード (字幕版)

 

■雑感

各映画賞で軒並みの高評価、一時期には「真犯人だれなんだよブログ」でも盛り上がった本作をレンタルで観てみると…物凄く面白い!これを映画館で観なかったのは失敗だったなぁ…。

 

とにもかくにもシンプル。どんな映画かと言われれば「人が成長する話だよ」と答えるだろう。本当にそれだけの話だ。事件は解決しないし、劇中起こった問題はどれもこれも社会的解決はしない。しかし、登場人物達は確実に成長し前を向くことが出来るようになる。

憎しみで始まった物語は、主人公のミルドレッドとディクソンが車で笑い合う場面で幕を閉じる。劇的な終幕はなく、笑い合うだけ…ここに人間の崇高さ、目指すべき良きこと、人間賛歌の全てが込められている。

 

■正義と悪の袋小路

とかくフィクションでは分かりやすいカタルシスを求めがちだ。悪役を倒す、真犯人を捕まえる、策略家に一泡吹かす、ムカつく上司に一発かます…だが現実はそうもいかない。「分かりやすい悪」なんてのは目の前にいないし、いたとしても自分が都合よく「悪」に仕立て上げているだけかもしれないのだ。

 

自分を正義に誰かを悪に見立てて行う戦いほど、気分の良いものは無い。自分一人にとっては実に有意義だろうが、周囲の声を無視しているだけであり、単なる八つ当たりに終わることが殆どだ。その戦いによって誰かが傷つけば、また「正義の執行者」が現れる。問題は解決せず隠れた悪には一切近づけず、新しい正義と悪の戦いが巻き起こるだけ…袋小路だ。

 

【Amazon.co.jp限定】スリー・ビルボード ブルーレイ版スチールブック仕様 [Blu-ray]

 

■立ち向かうはヒューマニズム

何が原因で起こったのかすら分からなくなるほどの「戦い」の連鎖を止める方法は何か?劇中で最初に「悪」とされる警察署長のビルは「愛」だと記す。思いやる心、優しさで立ち向かうしか術はない。人種差別主義者で暴力家だったディクソンは、心から尊敬するビルの手紙によって、彼の魂を継承した。人は人との出会いによって、どんな状況からでも変わることが出来るのだ。

 

ミルドレッドもまた、連鎖を止める方法を見つけ出す。自らの聖戦が全くの勘違いであったことに気付いた彼女は更なる復讐の手を止めて、敢えて目の前の「悪」の未来を祝福する。ぶち殺せば気が晴れるかもしれないが、彼の恋人は悲しむしもしかしたら元凶でないかもしれない…そんな思いがよぎったのだろう。なんにせよ、彼女は今この場での私刑を止めた。自らの行いを反省し、憎しみの連鎖を止めたのだ。

 

そして最後、前述した車内のシーンにおいてミルドレッドはディクソンに謝罪する。ディクソンは「分かっていたさ」と笑い飛ばし、ミルドレッドも微笑む。序盤では憎しみ合っていた、すぐに暴力を振るっていた二人がだ。人は成長し変わることが出来る。それこそが、現実のどうしようもない悲劇に我々個人が立ち向かえる唯一の希望なのである。

 

bright-tarou.hatenablog.com

 人は成長できる、をテーマにした大傑作アニメ。かなり辛く重いが一見の価値は間違いなくある。

 

■看板のモチーフ

タイトルにもなっている「看板」…つまり看板広告だが、正に今作のモチーフにピッタリだと思う。近年広告の内容に対して様々な視点から批判が飛び大きな問題になることが増えている。広告はただ単に文字や絵を表示しているだけなのに、そこから多様なメッセージを受け取ってしまうのが人間だ。事実は関係なく表現それ自体が問題であるとして、自らを善にし広告を悪として意見を言い合い罵り合い、それを火種にまた別問題で盛り上がる…SNSで何度となく見ている光景だろう。「スリー・ビルボード」そのものではないか!何が問題なのか、自分は何をすべきなのか、落ち着いて考えないと明日は我が身だ…。

 

■〆

さてそろそろ〆だ。

重いサスペンス、苦しいミステリーなんでしょ?なんかよく分からない理由で盛り上がってるし難しそうだし観ないようにしよ…と思っていた自分を殴り飛ばしたくなる程の名作。物凄くシンプルな筋立てで、こんなにも豊かな感情を想起させて、それでいて終わり方が鮮やかでメッセージもドっ直球なヒューマニズムって、そんなの好きになるに決まってるじゃないですか。観た後間違いなく人との接し方が変わる1本。最高でした。

 

www.youtube.com

映画:前田建設ファンタジー営業部 ~顧客舐めんな!!!~

こんにちは。光光太郎です。

 

1月がキングクリムゾンされた本ブログですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回感想を書いていきたい映画は我らが高杉真宙主演の最新作

 

前田建設ファンタジー営業部

 

原作は前田建設工業によるWeb連載で、これらは書籍化もされている。それの舞台化をベースに映画化したのが今作だ。

 

前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編 (幻冬舎文庫)

前田建設ファンタジー営業部からは3冊の本が出版されているが、1巻以外は結構な高値に…。

 

 

 

 

空想科学読本との違い

映画のあらすじは、光子力研究所所長の弓教授からマジンガーZ格納庫製作の依頼をされたら?と仮定して前田建設のノウハウ総動員して本気で設計&見積&工期計画まで行ってやるぜ!!!!!というもの。自社技術のPRによって落ち目になってきた前田建設を盛り上げよう!というのが営業部設立の目的になっているが、実際には建設業界全体のイメージアップを狙って行われた企画である。

 

こう聞いてすぐさま思い浮かぶのは空想科学読本ではないだろうか?

ロボットや怪獣、ヒーロー達が当たり前に行っていることを現実世界の物理法則で考えていくという内容であり、学校の図書館に置いてあった人も多いのでは。しかし前田建設空想科学読本とでは空想世界へのアプローチが全く異なる。後者ではフィクション描写を「如何にあり得ないことか」を示すことに重きを置いているのに対して、前者は空想世界=発注者と見立てて「(フィクション描写=無茶苦茶な要求を)どう実現するか」が目的になっている。発注者を裏切ることは出来ない!という熱い仕事魂と「技術をこう応用すれば可能なのではないか?」という現実の技術へのワクワク感がベースになっている。

どちらも空想世界を知識と技術で思考実験するという方法は共通だが、純粋な研究者視点とお仕事視点とで作風が明確に異なっているのだろう。

 

web.kusokagaku.co.jp

 

■お仕事モノとは?

そう、今作は単に「マジンガーZの格納庫作りのシミュレーションをしようぜ!」という話ではなく、あくまでも現実に即したお仕事としてどう実現させるか?また広報企画として如何に成功させるかという「お仕事モノ」になっている。

 

原作未読なのだがWeb連載のグランツーリスモの回を読んでも思考実験と会話のユーモアが中心なので、お仕事モノ要素は恐らくベースとなった舞台版から盛り込まれたものなのではないだろうか。

 

「新入社員の成長」「お客や会社に翻弄されつつ頑張るサラリーマン」「業界の内幕やあるある」「技術紹介」「内部抗争」「上司をぶっ殺す」など、ドラマや知識要素始めお仕事モノの魅力は多々あるが、最も胸をうつのは「仕事に誇りを持ち顧客の為に努力していくドラマ」だと思う(ブチ殺しが良い時もあるよ!)。「プロジェクトX」なんか正にこれだろう。辛いこともいっぱいあるけど、この仕事を待っているお客さんの為に徹底的にやってやるぜ!という姿に、現実でも働いている我々は大いに勇気づけられるわけで…。

 

プロジェクトX 挑戦者たち 通勤ラッシュを退治せよ ~世界初・自動改札機誕生~ [DVD]

プロジェクトXで好きな回。

 

■映画観客を舐めるな

それでは、この映画はお客さん=映画を観に来た人をしっかり意識して作られているのだろうか?ハッキリ言って否だ。この映画を楽しみに来ている人は誰なのか?彼らを満足させる内容は何なのか?これらに向き合っているとは到底思えない。いや、環境面では向き合っただろうが、演出が全てを台無しにしている。今時こんな邦画があるのかと驚くほどの時代退行ぶりに失神しかけた。

 

実話の映画化をするにあたっての外堀の埋め方は素晴らしいと思う。2003年当時を再現した小道具の数々やロケ地、前田建設の全面協力等により映像の説得力はある。あんな薄いディスプレイあるか?マジンガーZのBOXって2003年からあのデザインだっけ?と鑑賞中は疑問に思ったが、後に調べてみると全部その通りだったのだ…。更には、掘削やダム内部の実物を大画面で観たことによる「実物の迫力」のなんと最高なことか!高杉真宙や六角精児の、恐らくアドリブであろう素の驚嘆がカメラに納められているのも堪らない。

また脚本も良い。最初こそコメディ調で始まるものの、新入社員が「仕事」に打ち込んできた人々と出会い自らも熱意を持ち始める物語になっているし、想定であったとしてもお客さまを蔑ろには出来ない!何故ならそれが俺たちの仕事だからだ!という姿勢はサブキャラに至るまで徹底されている。中盤における競合他社の協力展開は泣いてしまった。熱い仕事魂があるからだ。

 

こういった姿勢は全力で評価するし映画観客が求めるリアリティやドラマへの欲求も満たしていると思う。が、それらを帳消しにするほど、演出と演技が酷すぎる…。ポリコレに引っかかるんじゃないかと思うくらいにデフォルメされきった登場人物達、リアリティのかけらも無い大仰&大声演技の数々、絶対にあり得ない会話の数々、活かされないアドリブ…真面目に観に来た観客を即退場させる破壊力だ。真面目にドラマを語る気が無い。パンフレットなどで「熱演」と書かれていたが…大声張り上げて変顔して妙な所作するのが「熱演」なのか?

 

トリガール!

英勉監督作で唯一観ていたのがこれ。芸能人の使い方とかドイヒーだったが、これはメインターゲットをしっかり見据えた演出がなされていたと思う。

 

何故こんなことになるのかと言えば、どんな観客が来るかを想定せずに演出しているからではないだろうか。120分じっと観てられない子供達に向けて作っているならあのテンションも分かるが、原作も扱っているテーマもマジンガーZもどう考えても幼稚園児~小学校低学年がメインターゲットではない。

 

マジンガーZの格納庫を本当に作ったらどうなるか?」という文言に惹かれる人達こそがメインターゲットなんじゃないのか?リアルタイム世代の結構な年配、再放送などを観ていた中年世代、スパロボ等でマジンガーZを知っている若年層…ここら辺が想定出来ると思うが、この層があの演出を望んでいると本気で思っていたのか…!?100歩譲って若年層だろうが、スパロボやってるやつはまず間違いなくオタクだし絶対怪獣も好きなので「シン・ゴジラ」観てると思うぞ!いや別に層関係なく「シン・ゴジラ」という究極の「日本的なお仕事映画」が超絶大ヒットした後にこういうおちゃらけた方向性で「お仕事」を映画で描くのか…!?

 

そのおちゃらけこそが俺の作家性なのだ!これを貫くのだ!という姿勢も映画監督には必要だし、それをこそ求めて来る観客もいるにはいるだろう。しかしそれは作り手視点の論であって、顧客視点ではない。物語が何度も何度も「顧客」を引き合いに出しているにも関わらず、演出担当達は「顧客」を舐め切っている。脚本が示したテーマを現場が台無しにした稀有な例をみた…。あんなOPにして「アベンジャーズオマージュww」とか言う前に、お仕事しろよ!

 

マジンガーZを舐めるな

舐め切っていると言えばマジンガーZもそうだ。

超合金魂 マジンガーZ GX-70 マジンガーZ D.C.(ダイナミッククラシックス)  約170mm ABS&ダイキャスト&PVC製 塗装済み可動フィギュア

これも最初に良い面を言っておくと、どうしたってマジンガーZの映像が大スクリーンに映ると感動してしまう。OPだけでなく様々な回が参考資料としてバンバン出てくるし、原作やアニメにおける設定違いも隠し玉も全部含めて「発注者の希望」にしてるのも良かった。新規作画もまぁ…時系列滅茶苦茶だけどいいチャレンジなのではないだろうか。(格納庫破壊されたから新しく作って、という受注なら問題なしか)

先ほど「熱演」をdisりまくったが、登場人物達がマジンガーZについて過剰に語るシーンは全部良かった!グシオスβⅢ!!!!!!!!

 

第34話 紅い稲妻・空飛ぶマジンガー

 

しかし、俺の怒りを爆発させたのは終盤、設計が終わった格納庫のイメージシーンだ。出来上がった格納庫にそびえたつマジンガーZ!CGで描かれたその姿が映った瞬間、思わずずっこけた。買ったばかりの超合金をそのままでっかくしたような質感と光の映り込みだったからだ!

 

スーパーロボット超合金 マジンガーZ アイアンカッターEDITION 約135mm ダイキャスト&ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

 

本当にまんまこの質感と光の映り込みで映る。いやいやいや、超合金は玩具サイズだからこその光の映り込みであって、これを18mサイズで、格納庫でやったら絶対にこうはならないだろ。どっから光当ててんだよ!!!

 

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一応劇中にもテカテカしてる様子はあるけど…でもこれをそのまんまCGに置き換えたら不自然なんだよ!!そもそもアニメのマジンガーZってのはテカテカしてるよりも汚しが目立っていたじゃないか!!台詞でも「一番有名なOP準拠で」って言ってんだからさ!!

 


マジンガー Z OP

 

一番落胆したのは質感表現だ。ツルッツル。ツルッツルなのだ。ルストハリケーン発射口辺りが少しマットになっていたものの、それ以外は鉄とも思えない様なツルツルぶり。超合金Zの質感は絶対にあんなんじゃない。

 

質感にしろ光にしろ、巨大ロボットが本当に存在しているように見せる演出がなされていないのだ。「マジンガーZ infinity」観たか?「パシフィック・リム」観たか?「ブレイブストーム」観たか?鉄人28号のCMは?そもそも実物大ガンダム見たことあるか?そもそも巨大ロボットへの愛着はあるのか?

あとハッキリ言って造形もカッコ悪かったぞなんざあのデカい手と歪んだ顔は。

 


『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』予告編1


映画『パシフィック・リム』本予告 杉田智和吹替え版


【予告編#1】BRAVE STORM ブレイブストーム (2017) - 大東駿介,渡部秀,山本千尋


いいなCM NTT docomo for PC 鉄人28号 Gigantor 夕輝壽太 北村有起哉


【ガンダム】1/1ガンダムの軌跡 【ガンダムフロント東京】

 

正直言えば、サイズは人間並だが「マジンガー課長」の方が質感も造形も頑張っていたぞ!!!


「マジンガー課長 ~セカンドライフへ、マジンゴー!~」

 

あんな中途半端なマジンガーZなら引っ込めておいて、精巧で素晴らしい格納庫模型をもっと推してほしかったぞ!!!!!!!!巨大ロボ、そして格納庫ロマンを蔑ろにするな!!!!!!!

 

 

■〆

散々言ってきたが、エンドクレジットの作り込みだけは諸手を挙げて絶賛したい!エンドクレジットを工夫している映画はそれだけで好きになってしまう。「トレインミッション」も素晴らしかった…。

決して見やすくはないのだが、手帳やカレンダー、メモ帳など仕事に纏わる小物たちにスタッフの名前がどんどん載っていくのは可愛いし気持ちのいい動きでずっと観てしまう。気志團の曲も良い…。

 

さて、そろそろ〆たい。「前田建設ファンタジー営業部」は環境リアリティの追求、原作にお仕事モノの要素を強くプラスした脚本は素晴らしいものの、狂気の時代遅れ演出によって全てが瓦解してしまった哀しい映画だったと言わざるを得ない…。原作を買って読んでみたい、Web連載を読んでみたいと思わせる力はあったぜ!

 


映画『前田建設ファンタジー営業部』 予告

 

 

2019年映画部門賞&ワースト3

こんにちは。

光光太郎です。

 

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さて、先日は2019年の新作映画ベスト10を書いたわけですが

bright-tarou.hatenablog.com

 今回はベスト10外のイチオシ作品、そしてワースト作品を挙げていこうかと思います。

 

それでは早速!!!オチは無い!!

 

 

 

ベスト変身!賞 「シャザム!」

シャザム!(吹替版)

 今年観た映画の中で一番いい「変身!」は「シャザム!」。掛け声と共に変身するのが日本ヒーローっぽくて親しみがあるし、跳んで変身!が何より堪らない。ジョーカー、アクアマン共に、今年のDC映画は当たり年ですよ!

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

 

 

ベストロボット賞 「バンブルビー

バンブルビー (吹替版)

 ビートルから変形するナイスボーイ、バンブルビーが今年のベスト・ムービー・ロボット。何故ならば、変形ロボット玩具で遊んだ人ならば間違いなくやったであろう「変形を使ったバトル遊び」が満載だからだ。変形という玩具都合を戦術に組み込んだ数々のアクションは観やすいよう設計されているので、ベイ版の様に疲れることはない。実際のオモチャもいいぞ!

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

 

 

ベストエッチ賞 「海獣の子供

海獣の子供【通常版】Blu-ray

 映画を観る楽しみの一つがエッチさだ。しかし露骨なエッチならFANZAにでも行けばいい。エッチだけどエロではない、そのバランスに挑戦している作品が好きだ。

ではこの「海獣の子供」はエッチに挑戦しているのか?それは否だと思うが、生命力溢れるアニメーションに何故かエッチ味を感じてしまう。煽情的とでもいうのだろうか…命が命であることがエッチさに繋がっているのか…。

 

 

 

 

ベストざまぁ賞 「キャプテン・マーベル

キャプテン・マーベル (吹替版)

 抑圧的なクソ野郎が追い詰められても尚勝手な理屈を押し付けてマウントを取ろうとする…瞬間に理屈を超えてぶっ飛ばす!あんなにも胸のすくシーンがあっただろうか。男だとか女だとか関係なく「ざまぁみろ!!!!!!!!!!!」と思える名シーンだろう。というかフォトンブラスト撃ちまくるキャプテン・マーベルが超カッコいい。

www.youtube.com

 

 

 

 

 

ベストエンタメ賞 「プロメア」

『プロメア』(完全生産限定版) [Blu-ray]

起承転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転転結の凄みを観よ!アクション!ロボット!メカニック!声!アニメーション!!!キレのいいラスト!

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

 

 

ベスト怖い賞 「ザ・バニシング -消失-」

ザ・バニシング-消失- [Blu-ray]

今年最も怖かった映画はこれ。新作ではないが映画館で鑑賞した。

 ゴア描写は無い、すごんで脅すシーンも無い。あるのは静かな狂気と「興味関心」という最悪の罠。ホラー映画を観に来た観客に対する「ざまぁ!」でもある。

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

 

 

 

さて…

それでは…

ワースト3を書いていこうかと思う…。

 

 

 

 

 

 

ワースト3位 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム (字幕版)

フィルマークスで書いた感想が全て。

結局のところ、MCUや映画そのものの相対化というギミックの為だけに作られた映画であり、スパイダーマン=ピーター・パーカーの物語は殆ど進んでいないのだと思う。

私は、MCUには、本編よりもクリフハンガーの方が面白いような存在には、なって欲しくなかった…。

エンドゲーム後でもあり、大好きなホームカミングの続編でもありで期待度MAXで観たものの、劇中で示されたピーター・パーカーが乗り越えるべきものがほぼ解決されずになげっぱで終わるのが残念でならなかった。プロットもホームカミングと殆ど同じだし…。しかし何よりも、クリフハンガーが一番面白いと感じてしまったのが、何よりも残念だった…。トム・ホランドとデンゼイアとジェイク・ギレンホールは最高。

www.youtube.com

 

 

 

 

ワースト2位 「メリー・ポピンズ リターンズ」

メリー・ポピンズ リターンズ(オリジナル・サウンドトラック)(デラックス盤)

 楽曲はどれも良いと思うし、日本語で歌いあげられた曲も本当に良かった。レッドレーサーが歌ってるし…。正直途中までであれば名作と言っていたかもしれない。

しかし、ラストにおいて急転直下。メリーポピンズは教育者であり「メリー・ポピンズ」という作品は道徳的な作品でもあったと思うのだが、今作は結局「悪は絶対に救われない」とダメ押描写すらしている。この一点で、原点へのリスペクトに欠ける最悪なリメイクだと言わざるを得ない。

 

 

 

 

ワースト1位 「サムライマラソン

サムライマラソン

無。

オリンピック記念かと思いきや全く一般向けでなく、グロ描写をしたかと思えばギャグで落とす。群像劇であるものの群が交わらないし、役者の演技もかみ合わず好き勝手。マラソンもグダグダでスピード感はない。佐藤健の凄みだけが救い。これと比べれば3位2位はアルティメット大傑作です。

 

ていうかだれか観たのかこれ?????????????

 

2019年新作映画ベスト10

こんにちは。

光光太郎です。

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早いもので今年もあと4日、師走も師走でございますので今年観た新作映画のベスト10とワースト3をまとめてみようと思うわけで。

因みに旧作、ネトフリ新作含めての鑑賞回数は44回で昨年から11回減。仕事の激務や転勤も相まってあまり新作を観れなかったなぁ…。建値で観たとしたら81,700円、毎回ポップコーンセット買ったとしても118,800円!!

 

bright-tarou.hatenablog.com

 昨年のベスト10記事。

bright-tarou.hatenablog.com

 テン年代ベストも。

 

それでは早速行くぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

10位 「 HiGH&LOW THE WORST 

【チラシ付き、映画パンフレット】HiGH&LOW THE WORST 鬼邪高校ver.

 

 

田舎映画館でも上映していたハイロー。観たこと無かったのでHuluでドラマや映画を予習してから臨んだら…滅茶苦茶面白かった!!ザム(映画1作目)の段階で凄く出来のいいMOVIE大戦…つまり「キャラの掛け合いの妙」「カッコいい挿入歌+アクション」「いかしたバイクの撮り方」があるのだ。

んでもってこのザワ。キャスティングの段階で

志尊淳(トッキュウ1号)

山田裕貴(ゴーカイブルー)

塩野瑛久(キョウリュウグリーン)

とスーパーヒーロー大戦なわけだが、本家よりも「こちらを立ててあちらも立てる」が上手い。今回はハイロー世界の鬼邪高校とワースト世界の鳳仙高校とがクロスオーバーするわけだが、そのどちらもが噛ませ犬になること無く、またメインキャラ全員に見せ場が用意されているのだ。ラスボス戦があまりにも薄味だが、アイデアとキレが堪らない戦闘シーンと、何よりも「行くぞてめぇら駆けっこ」が最高すぎる!轟最高!!

 

 

9位 「マリッジ・ストーリー」

www.netflix.com

 映画館ではなくTVで鑑賞。小さい画面で、内容もほぼ会話劇で派手な見せ場も皆無なのに、全く目が離せなかった。メインキャストはアダム・ドライヴァースカーレット・ヨハンソンとどちらもブロックバスター映画シリーズに出演しているヒーロー役者だが、今回は肉体アクションではなく口撃アクション演技バトルで役者力を見せる魅せる。

本当に地味な作品なんだが、だからこそ演出や編集、演技の一つ一つの巧みさが分かる。爆発と殺人と殴り合いがなくとも、興味関心を引っ張り続けることは出来るのだ。

面白ポイントを挙げるなら、おもちゃ使いだろうか。エメゴジや遊戯王カードなど一目見るだけで分かるものだけでなく様々なものが出てくるので必見。

 

 

8位 「天気の子」

天気の子 complete version (通常盤)

 

8位は新海誠作品。 「君の名は。」の時は散々悩んだが、今回は「間違ってもいい若者が突っ走る話」「大丈夫と言えるまでの話」として非常に分かりやすかった。私は今をもっても主人公の帆高君が大嫌いなんだが「グランドエスケープ」シーケンスを思い返すと涙が溢れてくる。現実の水害が半端じゃないものになってしまったのでTV放映は難しいかもしれないが、是非やって欲しい。

www.youtube.com

ヒナタカさんと話したぜ!

 

 

7位 「ブラック・クランズマン」

ブラック・クランズマン (字幕版)

 

ここでもアダム・ドライヴァー。黒人警察官がKKKに潜入捜査という、絶対に面白くなる筋書きではあるが(しかも実話!)そこに映画史や役者の熱意、潜入ものエンタメを交えることで、非常に熱い魂が現出している作品となっている。差別問題を意識高い系で捉えるのではなく、自分の魂を見せつけ観客へ人差し指を突きつける…熱いとしか言えない作品だ。

www.tbsradio.jp

激熱な書き起こし。

 

 

 

6位「アクアマン」

アクアマン(字幕版)

平成ライダーの楽しみ方に最も近いかもしれないDCヒーロー映画。とにもかくにもカッコいい見得切りが大量にあるのだから、ヒーロー好きとしては堪らないエンタメだ。アクアマンを演じるジェイソン・モモアの「ワイルドでセクシーで気さくなおっちゃん」というキャラクターは発明かもしれない。原作では見た目が全然違うらしいし…。

 

 

5位「クリード 炎の宿敵」

クリード 炎の宿敵(吹替版)

 

新時代のロッキー作品、クリードの続編。今年一番泣いたかもしれない。人生という戦いはこれからも続くのだ…。

 

 

4位「見えない目撃者」

見えない目撃者 [DVD]

 転勤後、映画館で初めて観た映画であり、久々に号泣した「ヒーロー映画」だ。強力かつ簡単に拡がっていく悪、脆いものの確実に継承されていく正義。良い行いを目指すべき価値が描かれている、正しくヒーローの映画だろう。無茶苦茶カッコいいシーンもあるエンタメ映画でもあるぞ!

bright-tarou.hatenablog.com

 感想も書いたぜ!

 

 

3位「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(字幕版)

 最高最強最凶のオタク映画。ハリウッド大作で、怪獣バトルをやって、あの音楽が流れる!ゴジラファン、特に平成ゴジラを観続けてきた身としては本当に卒倒しかける様なシーンが目白押しだった…。人間側のどうでもいいストーリーはともかく、怪獣達の驚天動地のバトルを、伏して拝むのだ!!!!!

bright-tarou.hatenablog.com

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

 

2位「スパイダーマン:スパイダーバース」

スパイダーマン:スパイダーバース (吹替版)

ゴジラも好きだが、スパイダーマンも大好きだ。

 映画においてスパイダーマンの物語が語られるのは何度目だろうか。しかしこれはピーター・パーカーではなくマイルズ・モラレス。新時代のスパイダーマンの物語だ。スパイダーマンとはなんなのか?特殊能力を持つ人か?責任に立ち向かえる人か?いや、悲しみに共感でき、悲しみから立ち上がれる人がスパイダーマンなのだ。

お話だけでなく、アニメーションもとんでもない。字幕で観ると間違いなく疲れるので、最初は吹替をお勧めしたい。

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1位「アベンジャーズ/エンドゲーム」

アベンジャーズ/エンドゲーム(吹替版)

 

特別枠にしようとも思ったが、質でも思い入れも映画館体験としてもぶっちぎりなので、やはり今年の1位は「アベンジャーズ/エンドゲーム」だ。

公開初日初回の仙台TOHO、満員。公開初日最後の仙台TOHO、満員。恐らく東北中のMCUファンが集まったのだろう。ロビーでの熱気、上映中の反応、上映後の語らい…あんなにも「好き」が集まった空間があっただろうか…。

公開初日、早朝上映終わりにヒナタカさんと語り、レイトショー終わりに友人と一緒に語り…その後も何回か観に行ったが、やはりいつ観ても劇場の空気は熱かったし、追悼シーンでは嗚咽が漏れていた。

アイアンマンから数えて足かけ10年以上、世界と共に、ファンの人生と共に歩んできたMCUがひとまず完結。これに立ち会えたことが、今年何よりも嬉しいことだったと思う。1位!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

さてそれでは順位の振り返り。

  1. アベンジャーズ/エンドゲーム
  2. スパイダーマン:スパイダーバース
  3. ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
  4. 見えない目撃者
  5. クリード 炎の宿敵
  6. アクアマン
  7. ブラック・クランズマン
  8. 天気の子
  9. マリッジ・ストーリー
  10. HiGH&LOW THE WORST

 

邦画3つ洋画7つ。

シリーズもの6つ。

アニメが2つ。

 

今年は映画界が滅茶苦茶盛り上がる機会が何度もあったし、マジョリティ層に受ける作品も多かった1年だった。来年も趣味を楽しんでいきたいですな!!

映画:フラッシュダンス ~自分らしくあること~

こんにちは。

光光太郎です。

 

今回は1983年の青春映画「フラッシュダンス」の感想。

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Netflixで見かけ何の気なしに再生し、作業しながら観ていた。メジャーすぎる曲の連続で半笑いを浮かべていたが、最後には号泣してしまった…。なんたって、ダンス版さわやか版青春版の「ロッキー」なのだから。

主人公は、ダンサーになる夢を抱き努力をしつつも前に踏み出せない女性アレックス。そんな彼女が友人達の夢や挫折を目撃し、真に自分らしくある為にオーディションへ挑戦する…というのが大体のあらすじ。

 

 

とにもかくにも打ちのめされたのは「思いの発露」の場面だ。

自分を抑えまくっている生活を続けていると、抑え付けても溢れてしまう感情を精いっぱい表現するシーンにはどうしたって心動かされてしまう。今作のダンスシーンは正にこれなのだ。

冒頭、TVに映るバレェを観ていたアレックスは、思わず踊りをマネしてしまう。憧れを目撃し、心躍れば練習せずにはいられない…体を通して自分を表現せずにはいられない。ここで流れるのが「マニアック」!

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「踊らずにはいられない!」アレックスが自分へ正直になりとことん自己表現するこのシーンにもうやられてしまった。決してお尻にやられたわけではない。

学校教育にダンスが導入されて久しいが、自己表現としてのダンスを体験できるのは素晴らしい経験だと思う。是非授業前には今作や「グレイテストショーマン」を観て欲しい。

dews365.com

 

しかし、どんな時も自分らしくいるのは難しい。

アレックスは踊りまくって上がったテンションそのままにバレェ団のオーディションを受けに行くものの、周囲とのあまりの違いに怖気づき受付もせずに帰ってしまう。途中で恋人に指摘されるが、彼女は結局言い訳をして挑戦しないだけなのだ。年の離れた友人も、職場の先輩も、誰もが彼女に「それは言い訳だ」と言い放つ。何故なら、彼らは決定的な挫折をしてしまい、今や夢を抱くことしか出来ないからだ。それもまた「自分らしくあること」かもしれないが、アレックスは「自分らしくあること」と「夢の実現」をクロスさせるチャンスを目前にしながらも踏み出さないでいる上にあまつさえ責任転嫁しムダにしようとしている。そんな姿を目にしたら、言葉をかけずにはいられないではないか…。

 

努力し挑戦するも挫折するしかなかった友人たちの人生を受け、彼女は遂にオーディションへ挑戦する…ここでかかるのが「What A Feeling」!!ここまでのドラマが全て集約する!!!

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ダンスは自己表現…彼女は自分の全てを出し切る創作ダンスを見せる。

バレェへの憧れを胸に培ってきたしなやかなダンスだけでなく、ナイトステージで磨き上げたアップテンポのフットワークやストリートで目撃した所作やブレイクダンスなど、これまでのドラマが全て集約されたダンスになっている。何よりも伝わるのは、踊っているこの瞬間が何よりも楽しい!という気持ちだろう。

自分を抑えた生活が続く中でこんなの見せられたら、泣くしかない。自分が自分らしくあれる喜びが溢れまくっているシーンなのだから…。

 

 

振り返ってみてもやはり「ロッキー」の影響は無視できない。ロッキー達に比べれば100倍さわやかな登場人物達だしどん詰まり感も無いが、挫折とチャンスに纏わる話であること、基本の人間ドラマをしっかり描きそれを終盤の体技に集約させることなど、似ている面は多い。ただストップモーションで終わるのまで一緒なのはやりすぎな気がする(笑)。

 

色々書いてきたが、ダンスシーンは見ごたえあるし音楽はどれも最高だししずる感が溢れ陰影ばっちり決まった映像はカッコいいし尺も短いしで、気軽に楽しむにはもってこいの一作だ。吹替もいいよ!!

 

www.youtube.com

 

おしまい。

光光太郎の映画テン年代ベストテン

こんにちは。

光光太郎です。

 

先日Twitterを眺めていると尊敬するブロガーの方がこんな記事を書かれていた。

www.jigowatt121.com

2010年代があと1ヶ月ちょいで終わる…2000年代の終わりには思いを馳せなかったが流石にこの10年は、中学から就職までは濃密だった。人生が形成された時期と言っても過言ではない。そして、映画を趣味にしたのもこの10年である。

つまり「映画テン年代ベストテン」を考えるのは自分の実人生と趣味人生を考えるのと同義なのでは…なんて重さは抜きにして、この企画に乗ってみるっきゃないでしょと!

 

そんなわけで、ワッシュさん発案のベストテン企画、やってみるぜ!

washburn1975.hatenablog.com

 

 

第10位「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!」(2012年日、坂本浩一監督)

仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!

 

高校3年の夏に地元の映画館で観て「泣く」初体験をした作品だ。

仮面ライダーの夏映画は本編の総決算的な内容が多い。今作は正に、仮面ライダーフォーゼが1年間何をしてきたのか?を示し切っているだろう。ダチはダチを呼ぶ、ヒーローはヒーローを作る。恩返し構造は前作の「運命のガイアメモリ」でもあったし映画館でも観たが、私は今作の徹底ぶりにこそ初めて涙を流した。というか神保悟志の「分かった」というセリフで号泣した。これ以降涙もろくなったなぁ…。

 

 

第9位「スポットライト 世紀のスクープ」(2015年米、トム・マッカーシー監督)

スポットライト 世紀のスクープ (字幕版)

 

何度も観返してるわけじゃないのだが、挫けそうな時はいつも今作を思い出す。正しいことをする難しさ、それでも貫くべき意義。それを実話ベースでじっくりと、それでいてエンタメ性たっぷりに描く。

 ただ面白く正しく勇気を与えるだけでなく「ちゃんと情報を受け取れよ」という鋭い指摘もしてくる。やはり、どうしても忘れられない映画だ。

 

 

第8位「パシフィック・リム」 (2013年米、ギレルモ・デル・トロ監督)

パシフィック・リム(吹替版)

 

やはりテン年代でパシリムは外せない。

今でこそ怪獣やロボットが大スクリーンで大手を振るって登場するが、それはパシリムがあってこそだ。巨大(ここ重要)ロボットが巨大怪獣と接近戦をする!地に足付けて雨の中殴り合う!これを最大限盛り上げるための数々の「タメ」演出。更に地盤を固める分かりすぎた美術デザインの数々。海外監督の計算高さと熱い思いにうたれ最強の吹替陣を用意した日本ワーナー。そしてそれに応えまくったファン達…パシリム以降「ファンが作品を支える」流れが一気に活発化したと思う。

4DX初体験は今作だったか…大学の教授が何人か観に来ていたのを覚えている。大学のスクリーン使って上映会もしたなぁ…。

テン年代とは、巨大特撮の氷河期が全世界規模で終結した年代であり、その口火を開いたのが「パシフィック・リム」なのだ。どう考えても、そうなのだ。だろう?

 

 

第7位「アメイジングスパイダーマン2」(2014年米、マーク・ウェブ監督)

アメイジング・スパイダーマン2 (字幕版)

 

初鑑賞時に怒り狂ったのを覚えている。こんな詐欺宣伝があるかと!全然3人ヴィランじゃねぇじゃん!!!!とね。駄作だと思った。元々「アメイジングスパイダーマン」も好きじゃなかったし…。

しかし大学の先輩からBlu-rayを借りて観なおしたら冒頭から号泣してしまい、それ以降何度も観返している、大傑作だ。この間その先輩と一緒に友人宅へ泊った時には「ちょっとだけだから…」と言いつつ2時間30分近くある今作を全部観ていた。

何故こんな手のひら返しをしたかというと、アメスパ1、2を通しての「因果応報」と「ままならなさ」そして「ヒーローの意義」というテーマに、ラストに流れるあの音楽に心底胸を打たれたから。今では「スパイダーマン2」と同じくらい好き。

これ以降ずっとアンドリュー・ガーフィールドを応援してます。「ハクソー・リッジ」もいいよ!

 

 

第6位「クリード チャンプを継ぐ男」(2015年米、ライアン・クーグラー監督)

クリード/チャンプを継ぐ男 (吹替版)

 

これも思い出深い作品だ。

幼い頃から父親にロッキーシリーズやランボーシリーズを観させられてきたが、 良さが分かったのは大学に入ってから。「ロッキー・ザ・ファイナル」でロッキーが息子に語る言葉に泣いた。父母の前でね。

そして映画館で今作を観て、Blu-ray発売されてから父と一緒に観た。前述したように父はロッキーに思い入れが滅茶苦茶あるし、近年のリメイクや続編にはあまり関心がないので正直不安だったが、観終わった後に「いい映画だったな」と一言。嬉しかった。「クリード 炎の宿敵」を一緒に観た時も同じことを言っていた。

bright-tarou11253350.amebaownd.com

前のブログで書いた感想。いつか引っ越しさせよう!

 

 

第5位「君の名は。」(2016年日、新海誠監督)

君の名は。

間違いなく内容について一番考えた作品だ。

初見では全く意味が分からなかったし震災後にこの内容はどうなんだと憤りもあったが、何故か嫌いになれなかった。その後2か月に渡って「何故この映画はこういう内容なのか?」を考え、再鑑賞した際には泣いてしまった。それ以来劇場でも何度も観て、Blu-rayでもずっと観ている。作品として面白いのは勿論だが「映画を考える」ことの面白さ満足度がずば抜けて高かった。

あと、今作の楽曲や感想を共通言語として、映画をあまり観ない色んな人とコミュニケーションとれたのも思い出深い。映画はコミュニケーションツールになる!映画を趣味にして本当に良かった。

bright-tarou.hatenablog.com

 

 

第4位「若おかみは小学生!」(2018年日、高坂希太郎監督)

若おかみは小学生!

 

人生で初めて「布教用」としてBlu-rayを買った作品。

当初は絶対に観ないと思っていたがあまりの評判故に観てみたらやられた、というオーソドックスな体験をした。公開終了直前に観て、親子連れのお母さんが鼻をすすっていたのをよく覚えている。私も子供が頑張る系の話には弱い。トッキュウジャーのOP聴くと今も泣く。

今作は、考え方一つで人は前を向ける、という話だと思う。映画や本、アニメ、特撮ドラマは様々な「考え方」を提示する…子供達に向けた作品ならば猶更だ。作り話が存在する意義を描いた映画とも言えるかも。思えばテン年代は「フィクション」と向かい合い続けてきた10年間だった…。

 

 

第3位「映画 HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」(2018年日、 宮本浩史監督)

映画HUGっと! プリキュア?ふたりはプリキュア~オールスターズメモリーズ~Blu-ray

 

今を生きる子供達に、プリキュアをかつて観ていた人たちへのメッセージに一分の隙も無い、本当に優しい映画だ。

テン年代SNSの発達により実に様々な意見が世に出るようになったし、社会の暗部も目立つようになった。家族形態も特殊化した。色んな問題が常に身の回りに表示され続けるようになり、自己肯定感が低くならざるを得ない状況にあると思う。

そんな中で「思い出は力になる」「どうあっても自分は自分」「未来は白紙だからいくらでも良く出来る」という、過去と現在と未来の全てを肯定するメッセージを巧みな構成で見せた今作は、前述した通り優しい映画だ。

自分がテン年代の中で培ってきた「結局今踏ん張るしかない」というモットーにもドスンとハマるテーマだったので、観てからしばらくは思い返し泣きが止まらなかった。仕事中も何度も泣いたな…。

 

 

第2位「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年米、 アンソニー・ルッソジョー・ルッソ監督)

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (字幕版)

 

MCUの中で選ぶなら、一番好きなこれ。MCUを本格的に追う切っ掛けであり、映画にのめり込んでいく切っ掛けでもある。エンドゲーム劇場鑑賞時のあの感動も、今作を観ないと得られなかった。

キャップのカッコよさ、サスペンスフルな展開、超人過ぎないが故にスリリングなバトル、ユーモアのセンス、超カッコいいモダンなエンドクレジット…何もかもが完璧な作品だが「支配された安全と困難な自由」という鋭すぎるテーマを突きつけてもいる。会社におんぶに抱っこでいる現状はヒドラに支配されているのと変わりないのではないか?と自問自答する機会も増えた…。それでもやはり、踏ん張るしかないんだろう。

 

 

第1位「シン・ゴジラ」(2016年日、庵野秀明総監督、樋口真嗣監督)

シン・ゴジラ

面白さ、人生、趣味…全てにおいて自分のテン年代トップに立つのは「シン・ゴジラ」以外ありえない。

面白すぎて衝動的に続けて2回目を観たのは今作だけだし、人生においても絶対に欠かせない作品だし、映画や特撮やTwitterといった自分を取り巻く趣味の盛り上がりにおいてもテン年代でトップクラスだった。今となっては結構しんどい記憶も付いて回るのだが…(笑)。

 

初めてやったアルバイトで貯めた金をシン・ゴジラ周りのグッズにつぎ込んだ。友達と一緒に何度も観た。初IMAX体験は今作だった。頑張って書いたブログ記事が大勢の方に読まれた。本当に、映画単体以上の存在になっている。 

まぁ何よりも、テン年代でぶっちぎりに面白い邦画でもあるってことですよ。

bright-tarou.hatenablog.com

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bright-tarou11253350.amebaownd.com

 

 

さて、それでは順位を振り返ってみる。

  1. シン・ゴジラ(2016年日、庵野秀明総監督、樋口真嗣監督)
  2. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年米、 アンソニー・ルッソジョー・ルッソ監督)
  3. 映画 HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018年日、 宮本浩史監督)
  4. 若おかみは小学生!(2018年日、高坂希太郎監督)
  5. 君の名は。(2016年日、新海誠監督)
  6. クリード チャンプを継ぐ男(2015年米、ライアン・クーグラー監督)
  7. アメイジングスパイダーマン2(2014年米、マーク・ウェブ監督)
  8. パシフィック・リム(2013年米、ギレルモ・デル・トロ監督)
  9. スポットライト 世紀のスクープ(2015年米、トム・マッカーシー監督)
  10. 仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!(2012年日、坂本浩一監督)

 

高校時代1本、大学時代7本、社会人時代2本と、大多数が大学生の頃に観た作品となった。人格形成においても趣味においてもやっぱり大学時代が一番影響が強いなぁと。邦画と洋画は丁度半々。まぁ邦画は殆どアニメだけど(笑)。

10本の共通点を探すと、やはり「ヒーロー」や「正しさ」「今」なのだと思う。これらを考え続け、支えにして、色んな場面を乗り越えてきた10年間だった。乗り越えるだけで目指すべきものが中々見えないが、まぁ「いい人」になる為に次の10年も頑張ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、シリーズでいえば間違いなく「MCU」が映画テン年代を代表することになるでしょうね!!!!!!!!

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おわり。