三体Ⅰを読んだ。叩き上げの刑事、史強はマ・ドンソクでしょ。 ファイティン！(字幕版)マ・ドンソクAmazon序盤はどういう方向の話なのかさっぱりだったが1/4過ぎた辺りで物語が加速しだし、以降はハリウッドSF大作ばりの「分かりやすい見せ場」への盛り上げを…

大分前、フォーラム東根にて。パンフレットは愛のコリーダとニコイチ。 とにかく美しい。役者も色彩も照明もセットもロケも何もかもだ。終始見惚れる映画体験だった。 顕著なのは青い夜だけど、無機質な裁判所も汗と砂にまみれているはずの捕虜地もどこもか…

大分前、ソラリスにて。初めて観たヌーヴェルバーグ。どうでもいいけど、フォーラム系列って山形発祥なのか。 ナルティシズムを満たすために女を求める男が、言葉で繕った自分の幼児性に気付いて打ちのめされる話……か？自己正当化を延々と、しかも鏡越しに駄…

東京で始まり東京で終わるが、見え方は異なるだろう。きらびやかなネオンの夜景ではなく、人間を飲み込む闇のジャングルに感じる。(夜景はミニチュアだよね？スケール感も何もかもが素晴らしいミニチュアワークだ) キャストは久保明に土屋嘉夫、佐原健二、小…

ムービーオンやまがたで観賞。Huluで観てたけど劇場では勿論初めて。どうでもいいけど、ポテトが滅茶苦茶美味しかった。ハッシュドポテトをシューストリングスサイズにしたような食感とホクホクさ。毎回食べよう。 二十四の瞳には戦闘シーンはなく兵器すら映…

最大の見所はED209が階段を降りれずあたふたして転がり落ちる場面だ。プログラムに沿って動くロボットとして、そしてキャラクターのロボットとしての可愛さがつまっている。ストップモーションアニメ特有のカクツキで更に愛嬌アップ。バイオレンスな本編の少…

今年一番、いや近年の中で最も笑ってしまった映画だった。やり取りの間、ありそうな勘違い、絶妙なタイミングで絶対言っちゃいけないことを言わせる………気まずすぎる空間を何度も何度も味わうことになるけど、修羅場まではいかずどこか笑えてしまう。浮気した…

サイボーグものかと思いきやあくまでも生体ベースの改造、つまりバイオもので、凶悪犯罪対象チームの話かと思えば逃走劇になる。無表情な改造人間から割とすんなり表情豊かな人間へ戻る……期待させといて裏切る展開が多いんだが、よく調べず観た俺の自責か！…

6月21日、22日のプライムデー、なにも買わなければタダだけどあまりにも安いので色々買った。Self-Reference ENGINE作者:円城 塔早川書房AmazonゴジラSPの影響。 鋼鉄都市作者:アイザック アシモフ早川書房Amazon警視総監に呼びだされた刑事ベイリが知らされ…

帝都東京を舞台にした霊的な攻防を日本史に絡めて語りついでにロボットも出る、どう見てもサクラ大戦の元ネタ筆頭だ。陰陽術、ストップモーション・式神軍団や豪快に壊されるミニチュア、スモークと照明の合わせ技、何よりも嶋田久作演じる加藤の迫力等、ビ…

イタリアンホラーの巨匠、マリオ・バーヴァ監督後期の作品だけども相変わらず「バーヴァらしい」カメラワークと美術の数々に安心しながら観ていたら……のんびりした前中盤から一転怒濤の展開を続ける後半もまた「バーヴァらしい」要素だ。 バーヴァ作品はイタ…

素晴らしかった。となりでぼろぼろ泣いてるおねぇさんがいて、貰い泣きしてしまった。映画は狂人の作るものだがそこに夢を見ちゃうし絶対に共感し得ないものに心震わせて自分事として見てしまう。原作者がほぼ関わらなかったという話も含めて、真摯な映画だ…

ロボットがメカニックなのかキャラクターなのかは作品によりけりだが、今作はハードコアに前者だったと思う。メカニック・フェティシズムにもうただただ頭を垂れるしかなかった。最高です。各部が連動して動いてるのが分かるのもいいが、何よりもコクピット…

ジョン・ウィックやイコライザーからシリアスさとスタイリッシュさを完全に抜き取ってダークコメディをモリモリにした超楽しいアクション映画だった。ここまで敵が可愛そうになるのもそうそうないぜ。新鮮なアイデアも沢山あるし音楽もノリが良く、とにかく…

007以前のスパイものにして戦争大作であり、非常にリッチな映画だった。ナバロン要塞の大砲の美しさ、ギリシャ建築の華麗さ、軍服等の着こなし…そういったものをうっとりと眺めるだけでも楽しい。2時間30分あっという間とは言えないが、「大脱走」をはじめと…

メンタルがた落ちの時に観てしまい追い討ちを食らった思い出深い映画になった。伊藤沙莉目当てで乗り込んだら人生のどうしようも無さを叩き付けられ、えらい目に会ってしまったわ、、。伊藤沙莉は本当に素晴らしい役者さんだ。声質もさることながら丁寧さと…

ウィッカーマンを観た。ケイジじゃない方。 ミッドサマーの源流らしく考え方や風習の違いによるコミュニケーション不能感が気味悪い。あからさまな狂人ではなく、受け答えは出来るけど思想の根本が異なっているから理解出来ない。でも一番オマージュ元として…