映画:戦場のメリークリスマス
大分前、フォーラム東根にて。パンフレットは愛のコリーダとニコイチ。
とにかく美しい。役者も色彩も照明もセットもロケも何もかもだ。終始見惚れる映画体験だった。
顕著なのは青い夜だけど、無機質な裁判所も汗と砂にまみれているはずの捕虜地もどこもかしこもが色彩豊かかつ陰影がハッキリしていて鮮やか。映画館で観れて良かった。
(これを見る前にひょうきん族のパロディを先に見ちゃってたんだよな。メリークリスマス!ミスターあみだババァ!)
トトロっぽい音楽の中美しい情景で繰り広げられる戦争映画に「この野郎!」と言うとどうしても面白くなってしまうビートたけしと麗しいデビッドボゥイと艶かしい坂本龍一が出ているという、どうにも感覚がおかしくなる映画や、、
デビッドボゥイが学校の制服着てるシーンがある。似合ってるしカッコいいんだけど幼すぎる弟と並んで歩いてると摩訶不思議な映像に見える。
ヨノイがセリアズにときめいているのは最初からなんとなく分かるが、セリアズ側はどうだったんだろうか。あのキスはヨノイの気持ちを分かった上での撹乱行動だったのか?
とても美しいパンフレットアート。