特撮：ウルトラマントリガー1話雑感

ウルトラマントリガーに限らず坂本監督メインの時は心情にしろ事象にしろ理屈はつけずにドンドン数を展開させていく印象がある。トリガー1話はそれが悪目立ちしてるかなぁ。主人公のスマイルもいいけど、何故そこまで言うのか分からず若干引く。

アクションもグルグルカメラワークに泥レス、居合い切り、人形爆発と多彩だけど、戦闘の流れは少し不自然かな…なぜそこで光線を撃つのか？あと初登場からいきなりグルグルバトルはせず、じっくりと引きで戦いを見せてほしかったな……。ジードの1話の光線グルグルは良かったが、、

Z1話のキャッチーさが全然ないのは初っぱなとしてキツイな…。セブンガー、ハルキの体育会ノリ、隊長、ウルトラ難しいぜなどなど悪ノリじゃない掴みが様々用意してあったよな。これはZが周到すぎって感じもあるが。

説明し過ぎる割にキャラが立たない味方側よりも、トリガーへの執着に燃えるカルミラの方が魅力的だったな。闇の巨人側のドラマが盛り上がったとこでトリガーの過去が明かされるとかになるのか？(なんにせよやっぱりZ程の牽引力はないな…)

ニュージェネの割にはサブのお遊びが無くティガのリブートとしてはノリが軽いという、どっち付かずの印象の1話だった…。カルミラが言っていた「地球人を取り込んで復活」の件をもっと深掘りすれば光と闇の話にしていけるだろうけど。

ティガ世界からやって来たのか？的なくすぐりは正直全く面白くないから今回で終わりにしてもいいっす。面白くなるか？あれ？