光光太郎の趣味部屋

Twitter感覚で趣味や心情、言いたいことをつらつらと。

映画:愛のコリーダ

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フォーラム東根にて。俺には早かった。本文にも下ネタがあるので注意。

性行為でしか会話出来ない男女を観察させられるような映画。劇中でも第三者が覗く、覗かせる場面が多かったし、いなかったとしても観客を覗いている気分にさせる撮り方を必ず入れていた。

パンフレットでも語られてるとおり「分からないものを分からないままズバッと見せ」ていた。何故そこまで性行為でしか愛情表現出来ず、また受け入れられないのか。死まで受け入れてしまうのか。全く分からないが彼等にはそれしかなかったのかもしれない。


年代は二・二六事件前後だったかな?吉蔵は旅館を経営してる?ものの遊び人のような様相で、勿論兵役にはついていない。だからか、兵隊の行進を肩身狭く避けていた。女に囲まれ女を抱くことしか興味を持てない自分を、社会の波に乗れない自分をどこか情けなく思っているんじゃないだろうか、、。

AVとかエロ漫画であんまり見ないなと思ったのは、下側にいる女性が男性のケツに手を添えている仕草。腰に押し付ける為なのかもしれないが、どちらにせよ愛情の深さを感じたね。