光光太郎の趣味部屋

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映画:スプートニク

スプートニク、観た。
面白かった。帰還した宇宙飛行士の体内に寄生していたエイリアンを調査するものの、、というSFサスペンスを冷戦下のソ連を舞台にして描く。エイリアンは造形のキモさもさることながら、正にスプートニク(付随する)な描写が新鮮。これって核兵器のメタファーなんかね?


彩度抑えめ、照明控えめな温度低い暗い映像がロシア映画観てんな!って気分になる。その中で主人公が相対するのはキモいエイリアンだけではない。科学者や軍人や宇宙飛行士など様々な立場の人達であり、彼等にも探りを入れつつエイリアンの謎を解いていくことになる。


エイリアンは対峙すべき悪じゃなく宇宙へ行ったら遭遇してしまった何か位の立ち位置であり、寧ろエイリアンを軸にした三者三様の腹の探りあいがメイン話かな?やっぱ科学の発展の結果手に入れてしまった危険な力って意味で核兵器のメタファーなんじゃないか。

あとなんつうか、ロシアでも"スタンド"は人気なのかな(笑)最後のあれはジョジョっぽく見えた。