映画:運河の底
Amazonプライムにておすすめ表示されてたので観てみた。アマプラは年代問わずB級C級ホラーやSFがたんまりあるので嬉しいね。他のサブスクとも被ってないし。
最初フッテージものかなと思ったら、次第に神経症ホラーへ変わっていき、しかし最初から言っているように幽霊ホラーだった。主人公がヤバイようにも幽霊がいるようにもどっちにもとれるバランスだから映像にもドラマにも釘付けになる。ホラー描写は過去作の引用が目立つものの手堅い前準備によってしっかり怖い。良作。
リングのあれをマジでやったら心底怖いとか、回転風の幽霊演出とか、シャイニング終盤の幻視とか、元ネタっぽいのはいくらでも挙げられるけど単なるオマージュじゃなく劇中で意味を持たせた演出として出してくるから、しっかり怖いのよね。
今回の幽霊は近距離パワー型と思わせて遠隔操作型だったね。