光光太郎の趣味部屋

Twitter感覚で趣味や心情、言いたいことをつらつらと。

レザークラフト:オリジンタビュー忘備録

趣味の始まりを伺うオリジンタビュー、今回は「レザークラフト」。お相手は「地方の文房具屋さん」でした。

はじめてのレザークラフト

 

 

オリジン

レザークラフトを始めたきっかけは、作るためのセットを祖父から譲り受けたこと。

文房具屋さんのおじいちゃんは、ちょっとした不便を解消するために、自分の生活に合うようなものをレザークラフトで作っていった。既存品にポケットを追加したり、お気に入りのズボンにピッタリ入る財布を作ったり。

私はレザークラフトを始めとした手芸を勝手に「芸術品」だと考えていたので生活に根差したモノづくりであるというは新鮮だったし、モノ作りで不便を解消していくDIY精神もあるのがカッコいい。

その後実家近くにあったレザークラフトのお店で親身に教えて貰い手帳カバーを作ったことで本格的にのめり込み、趣味になっていったそうだ。

 

何故レザークラフトが好きなのか?:革を育てる

インタビュー中最も強調されていたことは、革という素材の魅力、一緒に年を重ね変化成長していくということだ。革は使い込んでいくことで色や光沢が変化し、キーケースならば手に、靴ならば足にフィットしていく…「革を育てていく」「年齢を重ねることがマイナスじゃない」というのは、革特有の魅力かもしれない。

 

革のエイジング(経年変化)を楽しもう ~自分の色に育ち、歴史を刻むレザー~

 

私も財布やキーケース、カバンなどを買って「相棒」として使っていきたい…!革製品をキーポイントにしてファッションや生活を考えていくのも楽しそう。無心に磨き手入れしていくのいい「趣味」になりそうだ。今はレゴを磨いている。

 

何故レザークラフトが好きなのか?:作業

革に菱目打ちという器具で穴をあけ、針を通していく…設計さえ済めば後は単調作業の繰り返しで出来上がるのだが、その単調作業自体も楽しい趣味の時間となっているようだ。娯楽が溢れすぐさまアクセスできる時代において、集中し無心で取り組めること自体に価値がある。「好きなことだから集中して出来るし、何も考えずにやるから疲れない。気づいたら6時間以上やってる。」と文房具屋さんは語る。6時間以上!凄い!何度でも言うけど、それは凄い!

 

因みに穴あけ作業は結構な音が出るらしく、一時期は近所迷惑にならないよう深夜の公園に菱目打ちでトントントントンやっていたそうだ。滅茶苦茶笑ってしまったが、改めて考えると趣味が制限されてしまうのはキツイ…。

言の葉の庭

これを連想した

趣味を支える店と人

今回のインタビューにおいて最も羨ましかったのは、趣味を支えてくれる店と人がいることだ。前述した穴あけ作業が出来るレザークラフトのお店兼教室があり、趣味について話し合える同行の士もいる。好きを現実世界で気軽に分かち合うことが出来るのは本当に幸せなことだと思うので、心底、羨ましかった。

私は割と人見知りなので、もし近所に趣味ドンピシャのお店があったとしてもふらりと立ち寄り話すこと無く客としているだけだろうなと思う…。でも今はオリジンタビューを通して趣味を分かち合えるから、この場を大切にしていきたい…。

 

録音へのリンク

10月中旬位までは聴けるはず。秋田の話もしてますが、秋田愛強い人はちょっと注意が必要かもしれない(笑)

https://twitter.com/bright_tarou/status/1570051342491873281?t=ntwjS9RBMkyyVrJ3fLWe5w&s=19