2019年新作映画ベスト10
こんにちは。
光光太郎です。
早いもので今年もあと4日、師走も師走でございますので今年観た新作映画のベスト10とワースト3をまとめてみようと思うわけで。
因みに旧作、ネトフリ新作含めての鑑賞回数は44回で昨年から11回減。仕事の激務や転勤も相まってあまり新作を観れなかったなぁ…。建値で観たとしたら81,700円、毎回ポップコーンセット買ったとしても118,800円!!
昨年のベスト10記事。
テン年代ベストも。
それでは早速行くぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザワ観てきたんですが、ここ数日でハイローに慣れてエピソード0も観たから「楽しみ方」を分かってたおかげで面白く観れたぜ!轟最高!
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年10月19日
田舎映画館でも上映していたハイロー。観たこと無かったのでHuluでドラマや映画を予習してから臨んだら…滅茶苦茶面白かった!!ザム(映画1作目)の段階で凄く出来のいいMOVIE大戦…つまり「キャラの掛け合いの妙」「カッコいい挿入歌+アクション」「いかしたバイクの撮り方」があるのだ。
んでもってこのザワ。キャスティングの段階で
志尊淳(トッキュウ1号)
山田裕貴(ゴーカイブルー)
塩野瑛久(キョウリュウグリーン)
とスーパーヒーロー大戦なわけだが、本家よりも「こちらを立ててあちらも立てる」が上手い。今回はハイロー世界の鬼邪高校とワースト世界の鳳仙高校とがクロスオーバーするわけだが、そのどちらもが噛ませ犬になること無く、またメインキャラ全員に見せ場が用意されているのだ。ラスボス戦があまりにも薄味だが、アイデアとキレが堪らない戦闘シーンと、何よりも「行くぞてめぇら駆けっこ」が最高すぎる!轟最高!!
9位 「マリッジ・ストーリー」
マリッジストーリー、会話劇で同じ様な切り返しショットが多かったりするのに全く飽きないのは編集の心地よさと緊張感ある演技によるものかね。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年12月18日
映画館ではなくTVで鑑賞。小さい画面で、内容もほぼ会話劇で派手な見せ場も皆無なのに、全く目が離せなかった。メインキャストはアダム・ドライヴァー、スカーレット・ヨハンソンとどちらもブロックバスター映画シリーズに出演しているヒーロー役者だが、今回は肉体アクションではなく口撃アクション演技バトルで役者力を見せる魅せる。
本当に地味な作品なんだが、だからこそ演出や編集、演技の一つ一つの巧みさが分かる。爆発と殺人と殴り合いがなくとも、興味関心を引っ張り続けることは出来るのだ。
面白ポイントを挙げるなら、おもちゃ使いだろうか。エメゴジや遊戯王カードなど一目見るだけで分かるものだけでなく様々なものが出てくるので必見。
8位 「天気の子」
「天気の子」観た。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年7月19日
物語の筋が非常に分かりやすくオーソドックスなので「君の名は。」ほど戸惑いはない。むしろ物凄く面白がれた。若者、特に未成年の特権の暗部と明部をより推し進めて信じたような、そんな話だった。
君の名は。は感情と謎の引っ張りが見事なんだが、対して天気の子は、確かに感情の物語ではあるものの、寓話を描くための感情という位置に留まっているような気がする…。一本芯の通った演出された感情…それは最早ロジカルなのでは……と…。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年7月21日
8位は新海誠作品。 「君の名は。」の時は散々悩んだが、今回は「間違ってもいい若者が突っ走る話」「大丈夫と言えるまでの話」として非常に分かりやすかった。私は今をもっても主人公の帆高君が大嫌いなんだが「グランドエスケープ」シーケンスを思い返すと涙が溢れてくる。現実の水害が半端じゃないものになってしまったのでTV放映は難しいかもしれないが、是非やって欲しい。
ヒナタカさんと話したぜ!
7位 「ブラック・クランズマン」
ブラッククランズマン、しんどかったがここまで真っ直ぐな映画もないな。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年3月27日
ここでもアダム・ドライヴァー。黒人警察官がKKKに潜入捜査という、絶対に面白くなる筋書きではあるが(しかも実話!)そこに映画史や役者の熱意、潜入ものエンタメを交えることで、非常に熱い魂が現出している作品となっている。差別問題を意識高い系で捉えるのではなく、自分の魂を見せつけ観客へ人差し指を突きつける…熱いとしか言えない作品だ。
激熱な書き起こし。
6位「アクアマン」
アクアマン、頭空っぽにして楽しめるエンタメだったぜ。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年2月8日
アクアマン、The・CGって感じのCGだし全部台詞で言うし音楽鳴りっぱだし間の抜けた撮り方とかもいっぱいあるのに、滅茶苦茶楽しいんだよね。楽しいのよ。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年2月8日
平成ライダーの楽しみ方に最も近いかもしれないDCヒーロー映画。とにもかくにもカッコいい見得切りが大量にあるのだから、ヒーロー好きとしては堪らないエンタメだ。アクアマンを演じるジェイソン・モモアの「ワイルドでセクシーで気さくなおっちゃん」というキャラクターは発明かもしれない。原作では見た目が全然違うらしいし…。
5位「クリード 炎の宿敵」
クリード2、観た。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年1月12日
ちょっと健康に害を及ぼすレベルで泣いたな…。号泣どころではない。
クリード2、前作よりもカメラの移動はグッと抑えられ、ロッキー1作目のような落ち着いた画面になった。加えてワンカット長めで芝居をじっくり撮る。地味にじっくり重厚に人生を撮る、このスタンスを最初で示しきる。降参。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年1月12日
新時代のロッキー作品、クリードの続編。今年一番泣いたかもしれない。人生という戦いはこれからも続くのだ…。
4位「見えない目撃者」
「見えない目撃者」観た!
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年10月2日
滅茶苦茶面白かった!ご都合主義や台詞ペラペラはあるけど、物語と人物心情ががっちり噛み合ってるので不自然さはない。序盤から積み上げられたドラマ・カタルシスに思わず泣いた。アイデアもざまぁ!もゴア描写も満載!!でも二時間越えは長いよ!
転勤後、映画館で初めて観た映画であり、久々に号泣した「ヒーロー映画」だ。強力かつ簡単に拡がっていく悪、脆いものの確実に継承されていく正義。良い行いを目指すべき価値が描かれている、正しくヒーローの映画だろう。無茶苦茶カッコいいシーンもあるエンタメ映画でもあるぞ!
感想も書いたぜ!
3位「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」観た!!!!!!
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年5月31日
いや……これは凄すぎる……オタク映画だよ…………究極のオタク映画や…………。
もう生まれた時からゴジラを観ている(詳しいとは言ってない)身としては、もうエンドゲーム級の感動があったんすよね、キング・オブ・モンスターズは。DNAに刻まれたものを、鼓動を呼び覚まされるんすよ。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年6月1日
最高最強最凶のオタク映画。ハリウッド大作で、怪獣バトルをやって、あの音楽が流れる!ゴジラファン、特に平成ゴジラを観続けてきた身としては本当に卒倒しかける様なシーンが目白押しだった…。人間側のどうでもいいストーリーはともかく、怪獣達の驚天動地のバトルを、伏して拝むのだ!!!!!
2位「スパイダーマン:スパイダーバース」
スパイダーバースの宣伝文句は「運命を受け入れろ。」これは「大いなる力には大いなる責任が伴う」と被るスパイダーマンらしい文句だなと思ったけど(これライミ版でもあったよね)、本編観ると、これとは全く異なる印象になると思う。受け入れるんじゃない、選ぶんだ。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年3月9日
映画においてスパイダーマンの物語が語られるのは何度目だろうか。しかしこれはピーター・パーカーではなくマイルズ・モラレス。新時代のスパイダーマンの物語だ。スパイダーマンとはなんなのか?特殊能力を持つ人か?責任に立ち向かえる人か?いや、悲しみに共感でき、悲しみから立ち上がれる人がスパイダーマンなのだ。
お話だけでなく、アニメーションもとんでもない。字幕で観ると間違いなく疲れるので、最初は吹替をお勧めしたい。
1位「アベンジャーズ/エンドゲーム」
MCUは「アベンジャーズ」という言葉を作った。全世界共通の、MCUを観た人なら誰もが分かる概念を言葉にしてくれた。
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年4月26日
東宝仙台にアベンジャーズ参戦! pic.twitter.com/5huPiRLtTZ
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年4月26日
写真撮らせてください!と頼んだらむしろ貸すよと言われ…! pic.twitter.com/KL9Gew1KOH
— 光光太郎 (@bright_tarou) 2019年4月26日
特別枠にしようとも思ったが、質でも思い入れも映画館体験としてもぶっちぎりなので、やはり今年の1位は「アベンジャーズ/エンドゲーム」だ。
公開初日初回の仙台TOHO、満員。公開初日最後の仙台TOHO、満員。恐らく東北中のMCUファンが集まったのだろう。ロビーでの熱気、上映中の反応、上映後の語らい…あんなにも「好き」が集まった空間があっただろうか…。
公開初日、早朝上映終わりにヒナタカさんと語り、レイトショー終わりに友人と一緒に語り…その後も何回か観に行ったが、やはりいつ観ても劇場の空気は熱かったし、追悼シーンでは嗚咽が漏れていた。
アイアンマンから数えて足かけ10年以上、世界と共に、ファンの人生と共に歩んできたMCUがひとまず完結。これに立ち会えたことが、今年何よりも嬉しいことだったと思う。1位!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さてそれでは順位の振り返り。
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- スパイダーマン:スパイダーバース
- ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
- 見えない目撃者
- クリード 炎の宿敵
- アクアマン
- ブラック・クランズマン
- 天気の子
- マリッジ・ストーリー
- HiGH&LOW THE WORST
邦画3つ洋画7つ。
シリーズもの6つ。
アニメが2つ。
今年は映画界が滅茶苦茶盛り上がる機会が何度もあったし、マジョリティ層に受ける作品も多かった1年だった。来年も趣味を楽しんでいきたいですな!!